芸能

丸岡いずみ ロシアで代理母出産、夫婦の絆も深まる

代理母出産で子供を授かった丸岡いずみ

 不妊治療で心身ボロボロになった妻に、気を使った夫はこんな提案をする。3人の養子を育てるハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリー(42才)の話をしながら、「ああいうふうに養子をもらう選択もあるよ」と。その時、彼女はこう強く感じたという。

《でも私は、そういう気持ちにはなれなかった。とても立派なことだとは思うけれども、私は自分たちのDNAを引き継いだ子どもがどうしても欲しかったのです》(『婦人公論』2月13日号より、以下《》内同)

 そうして彼女は、「代理母出産」という大きな決断を下す。不安はついて回ったが迷いはなかった──。人気キャスターの丸岡いずみ(46才)が「母」になった。

 2度の流産、不妊治療を経験した丸岡はロシアの代理母とめぐり会い、1月3日に元気な男の子が生まれたと発表。彼女は、結婚から赤ちゃんに会うまでの5年半の胸中を、発売中の『婦人公論』で赤裸々に語っている。

 2001年に日本テレビに途中入社した丸岡を一躍人気者にしたのは、2008年から始まった『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)のワンコーナーでの宮根誠司(54才)との“絶妙にかみ合わない”かけ合いだった。

 その後、夕方のニュース番組『news every.』のメインキャスターに大抜擢されたが、2011年3月の東日本大震災の取材で凄惨な現場を体験した彼女は「震災うつ」を発症し、番組を降板した。

「この頃の丸岡さんを支えたのが映画コメンテーターの有村昆さん(41才)でした。彼は故郷の徳島で休養していた丸岡さんのもとに通いつめ、“ぼくがきみを守る”と励まし続けたそうです」(芸能記者)

 交際スタートからわずか4か月の2012年8月にふたりは結婚。当時41才だった丸岡は不妊治療を視野に入れていたが、実は結婚してすぐに自然妊娠がわかった。予想外の出来事に夫婦の喜びもひとしおだったが、妊娠10週で流産。体外受精に踏み切ったという。だがここでも大きな悲しみが丸岡を襲う。

「冷凍した受精卵を丸岡さんの体内に戻したらすぐ妊娠したのですが、今度も10週ほどで流産。2度目の流産に丸岡さんは強いショックを受けていました。妊活中心の生活をしていただけに、目標を見失って呆然とした様子だったそうです。うつ病がぶり返したような状態でぼーっとしている時間も長くなり、実家のお母さんに来てもらったりして何とか持ち直したようでした」(丸岡の知人)

関連記事

トピックス

和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
松竹芸能所属時のよゐこ宣材写真(事務所HPより)
《「よゐこ」の現在》濱口優は独立後『ノンストップ!』レギュラー終了でYouTubeにシフト…事務所残留の有野晋哉は地上波で新番組スタート
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
犯人の顔はなぜ危険人物に見えるのか(写真提供/イメージマート)
元刑事が語る“被疑者の顔” 「殺人事件を起こした犯人は”独特の目“をしているからすぐにわかる」その顔つきが変わる瞬間
NEWSポストセブン
早朝のJR埼京線で事件は起きた(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」に切実訴え》早朝のJR埼京線で「痴漢なんてやっていません」一貫して否認する依頼者…警察官が冷たく言い放った一言
NEWSポストセブン
降谷健志の不倫離婚から1年半
《降谷健志の不倫離婚から1年半の現在》MEGUMIが「古谷姓」を名乗り続ける理由、「役者の仕事が無く悩んでいた時期に…」グラドルからブルーリボン女優への転身
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、さまざまな障壁を乗り越えてきた女性たちについて綴る
《佐々木希が渡部建の騒動への思いをストレートに吐露》安達祐実、梅宮アンナ、加藤綾菜…いろいろあっても流されず、自分で選択してきた女性たちの強さ
女性セブン
(イメージ、GFdays/イメージマート)
《「歌舞伎町弁護士」が見た恐怖事例》「1億5000万円を食い物に」地主の息子がガールズバーで盛られた「睡眠薬入りカクテル」
NEWSポストセブン