国際情報

玄松月団長の態度に見え隠れする金委員長の威光と嗜好

平昌五輪の最大の見所は北朝鮮美女?

 臨床心理士・経営心理コンサルタントの岡村美奈さんが、気になった著名人をピックアップ。記者会見などでの表情や仕草から、その人物の深層心理を推察する「今週の顔」。今回は、三池淵管弦楽団の玄松月団長に注目。

 * * *
 平昌冬季五輪における北朝鮮への特別扱いが、賛否を巻き起こしている韓国。「北朝鮮は特別」、世界中にそんなイメージを抱かせたのは、なんといっても「三池淵(サムジヨン)管弦楽団」団長、玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏の存在だ。

 三池淵管弦楽団は、北朝鮮が平昌冬季五輪に派遣するために構成した女性楽団。その公演準備のため訪韓した玄氏を、韓国はスター並みの警護と厚遇で迎えた。やってきた玄氏は、落ち着いた色のコートに毛皮のストールという出で立ち。視察に訪れた江陵でバスを降りると、顔を上げ、まっすぐに前を見たままにこりともせず、大勢の人に取り囲まれながら歩いていく。

 公演予定のアートセンターでは、出迎えた3人の男性に作った笑顔で「こんにちは」と挨拶しながら、握手を交わした。といっても、最初の相手は顔をちらりと見ただけで、相手が頭を下げても玄氏は頭を下げず、軽く握手をしたのみ。隣に並ぶ2人目に対しては顔も見ずに握手しだけ。通り過ぎようとしたが、声をかけられ振り向いた。3人目の相手が頭を下げて手を出しても、彼女が頭を下げることはなく、おざなりに握手をして終わる。

「自分は特別な存在」、彼女自身、そんな風に自分のことを思っているような印象だ。そういえば軍事境界線の板門店にある北朝鮮側の施設で、芸術団の派遣に関する南北の実務者会談が開かれた時も、彼女は握手したものの、韓国側の人々に頭を下げることはなかった。

関連キーワード

関連記事

トピックス

足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
大谷翔平の伝記絵本から水谷一平氏が消えた(写真/Aflo)
《大谷翔平の伝記絵本》水原一平容疑者の姿が消失、出版社は「協議のうえ修正」 大谷はトラブル再発防止のため“側近再編”を検討中
女性セブン
大河撮影前に2人で北海道旅行をしたという(時事通信フォト)
吉高由里子、セレブ恋人との結婚は『光る君へ』クランクアップ後か 交際は事務所公認、大河スタッフも“良い報告”を楽しみに
週刊ポスト
運送会社社長の大川さんを殺害した内田洋輔被告
【埼玉・会社社長メッタ刺し事件】「骨折していたのに何度も…」被害者の親友が語った29歳容疑者の事件後の“不可解な動き”
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン