◆コスパも考えたい
草一:さすがにそこまできっちりと設計図が思い描ける人は“エリート”ですよ(笑い)。私がこの年になって思うのは、小さいクルマに乗り換えることで自由が広がると思えたことです。駐車をはじめ取り回しが格段に楽になるし、自由度が増す。
特に最近気になっているのが、スズキのスイフトスポーツ。マイカーとして買い替えようかなと思えるほど、小さくてちゃんとしたクルマなんです。
和夫:あれはいいよね。小さいといえば、最近売れているホンダの軽自動車N-BOXもいい。車間距離を保ったり、車線保持する運転支援システムを搭載しているうえに、スライドドアでお年寄りが乗り降りしやすい。あれだけの使い勝手は他の小型車ではなかなかないから、売れている理由も頷ける。
軽自動車は「日本のガラパゴス化」といわれていますが、そういったものが海外に出て行くことで「ガラパゴスの逆襲」になることも期待したい。
草一:トランプ大統領にも乗せたい1台ですよね(笑い)。軽でも運転しやすい視点の高さや後席の乗降性まで考えると、オススメはスライドドアのトールワゴンタイプ。スズキスペーシアは昨年12月に新型になったばかりで120万円台~とかなり安く、軽自動車初の視認性の高いヘッドアップディスプレイも装備。安全装備に加えて個性的なデザインを求めるなら、ダイハツムーヴキャンパス、スズキハスラーあたりも注目でしょう。