この映画の原作者であり、映画の脚本も担当したのが、不倫映画の金字塔『失楽園』の脚本を手がけ、「濡れ場作品」では定評のある筒井ともみ氏だけに、なおさら注目が集まる。映画評論家の秋本鉄次氏は話す。
「リアルさがある濡れ場が描かれるのではないでしょうか。小泉はデビュー以来、常に世間に対してインパクトを残してきた。50代になり、女優としての『本気度』を求められた彼女がどこまで挑戦するのか。小泉の決断1つでしょう」
新たな境地に達した彼女の“覚悟とけじめの演技”が楽しみだ。
※週刊ポスト2018年2月16・23日号