「嫌いなタイプか。俺、けっこう電話してくるコ、苦手なんだよね。仕事中に彼女からの電話はなかなか出られないし、出ても話すことそんなないし。出られなかったら出られないで『何してんの?』みたいになるじゃん? 何もしてなくても気まずくなるっていうか」
男のそんな解答に、「えー! 好きな人とは電話くらいしたいよぉ!」という女は、港区女子界では三流だ。「本当はやましいから出られないんでしょ!? 電話かけ直せないってどういうこと~?」という女もいる。100年早い。
まだ愛されてもいない女が、自分の主張やペースを訴えるなど論外なのだ。彼らには掃いて捨てるほど、女の選択肢があるのだから。狙ったハイスペ男が電話が嫌いなら、自分が電話好きでも電話はしない。これに限る。そのセルフコントロールができる女は、パートナーに選んでもらえる可能性がグンと上がる。
「彼氏は、ちょっとはわがままを聞いてくれて、尽くしてくれて、優しくないとイヤ!」なんていうのであれば、せいぜいそれに対応できるヒマ男をつかまえて、お姫様ごっこをしていればいい。
「ハイスペ彼氏は浮気するかも」なんて、付き合えた後を夢想して皮算用している時間があったら、自分が進化し変わることが大切だ。