ライフ

ハイスペック男「バレンタイン鉢合わせ事件」の末路

男女の思惑が交錯するバレンタインは“事件”も起きる

 バレンタインは、実業家や弁護士、医師といった「ハイスペック男性」を狙って夜な夜な飲み会を開く「港区女子」にとっても重要なイベントだ。一方で、ハイスペ男性にとっては、多くの女性からアプローチされる機会となるから、時には“事件”が起きる。現役港区女子でコラムニストの吉川リサコ氏がリポートする。

 * * *
 今日は聖なるバレンタインである。みなさんはどうお過ごしだろうか? 私は、最近知り合ったハイスペ男性とフレンチに行く予定である。

 バレンタインは、港区女子にとって“エビタイの日”となる。海老で鯛を釣る気満々でハイスペック男たちに高級チョコを渡すのだ。

 単にホワイトデーのお返しを狙うという意味ではない。「渡したいものがある」という名目をつければ、忙しいハイスペ男を食事に誘い出すことができる。しかも、2月14日だけではない。その1日前、2日前でも(あるいは1週間前でもいい)、「渡したいものがある」作戦でチョコを渡すのは、数多くの女子を相手にしているハイスペ男の時間を自分だけのものにできるチャンスなのだ。逆に、チョコを渡す時間すらもらえないなら、港区女子としてまだ三流ということになる。

 飲み会や合コンで初対面となる男性にだって、一流港区女子は気を抜かない。2月14日付近の飲み会では、1つ200円くらいのマカロンなどを持ち歩き、「バレンタインだから気持ちです☆」「せっかく出会ったから」と気配り上手をアピールするのだ。

 しかし、ハイスペック男にとってみれば、バレンタインは多くの女からアプローチされる面倒なイベントなのかもしれない。バレンタインといえば、港区女子仲間の妹・エミが経験したこんな大惨事を思い出す。

関連キーワード

関連記事

トピックス

小林ひとみ
結婚したのは“事務所の社長”…元セクシー女優・小林ひとみ(62)が直面した“2児の子育て”と“実際の収入”「背に腹は代えられない」仕事と育児を両立した“怒涛の日々” 
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン