「雅子妃をバックアップする体制に協力するのであれば非常に心強い存在で、将来の侍従長候補とも言われています」(同前)
公務でも「平成流」とは違う新たなスタイルを模索する動きがあるという。皇室ジャーナリストの渡辺みどり氏が語る。
「現在の天皇皇后両陛下は、常にお二人でお出ましになるという形が定着していますが、皇太子ご夫妻は公務を分担して別々に活動するという可能性も考えられます。雅子さまは元々活動的なお方ですし、英語だけでなくロシア語も堪能です。皇后になって“海外の公務は雅子さま”というように分担されれば、さらなるご活躍が期待されるでしょう」
元外務官僚の雅子妃は結婚当初、新たな「皇室外交」の担い手として期待されていたが、それが叶わぬことが体調を崩す原因のひとつとなったとされる。時を経てついにその期待が実現するのかもしれない。
※週刊ポスト2018年3月16日号