1988年ソウル五輪でレスリングフリースタイル48キロ級・金メダリストの小林孝至氏(54)も大きく頷いた。
「大学生の時、世界大会に行くと10万円以上かかり、大学からも餞別をもらっていたので“いい加減にしろ”と言われたぐらい。個人が寄付しやすい制度で選手のためになるなら賛成です。知らない人に『私、あなたに納税したのよ』と言われてプレッシャーになるのは困るけど(笑い)」
金メダルを獲得した“レジェンド”は提案に前向き。東京五輪に向けた日本勢大躍進の起爆剤となるか。
※週刊ポスト2018年3月23・30日号