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ママ友にお金を貸してと言われたら? 上手に断る会話のコツ

ママ友やご近所関係を言葉遣いで良好に

「ゴメ~ン。お迎え頼める?」「こんな高そうなもの、悪いわね~」──つい口から出てしまうこんな言い方、実は相手をイヤ〜な気持ちにさせているかもしれません。じゃあどう言えばよかったの? ママ友やご近所付き合いで、誰からも好感を持たれる“大人の話し方”を学びましょう。

Q:マンションの上の階の生活音がうるさいとき

【1】申し訳ないのですが、もう少し静かにしていただけませんか?

【2】音が結構聞こえているの、ご存じですか?

【3】我が家は早く休むもので、○時以降は気持ち静かめにお願いいたします。

 逆恨みなどの無用なトラブルを生まないためにも、騒音を注意する際は、相手に恥をかかせたり、常識を疑ったりする言い方は避けた方が賢明です。正解は【3】。特に音が気になる時間帯にしぼって、率直にお願いしてみましょう。「気持ち静かめに」の「気持ち」は、ほんのわずかにという意味です。

Q:高価そうなお菓子をもらってしまった

【1】こんな高そうなもの、申し訳ないです。

【2】高かったんじゃない? 気を遣ってもらって悪いわ。

【3】お心づくしの逸品、ありがたく頂戴しますね。

 あまり値段に言及しない方が上品です。高級さを言うにしても「結構なお品を」と言う程度に留めましょう。そして、何にせよもらうのであれば、適度に遠慮せず、気持ち良く受け取りましょう。正解は【3】。

Q:気の進まないママ友とのランチ会を断りたい

【1】あいにく先約があって。皆さんで楽しんで。

【2】その日は予定があるので、ごめんなさい。

【3】ちょっと、今回は私はご遠慮しますね。

 きっぱり拒絶して禍根を残すのも考えもの。正解は【1】。気が進まないものであっても、「あいにく」と行きたかったという気持ちをにじませるのが、大人のマナーです。その上で、別の日を提案される前に「皆さんで楽しんで」と畳みかけておくと良いでしょう。

Q:お金を貸してほしいと言われたけど、無理!

【1】申し訳ないけど、お金は貸さない主義なんです。

【2】お気の毒だけど、ご用立てするのは難しいわ。

【3】うちもカツカツなの。ごめんなさいね。

正解は【2】。相手に寄り添いつつも、あらたまった言葉を選んで距離感を演出し、きっぱり断りましょう。「姑がうちのお金にも目を光らせていて」「子供の進学(結婚)で物入りの時期で」など、相手が踏み込みにくい理由を言う手もあります。

※女性セブン2018年3月29日・4月5日号

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