「人口減少でかつてのような直営スーパーの維持が困難になるなかでどう買い物弱者を生まないようにするのか。地域があってこそのJAですから、インフラを維持することは使命だと思っています」
地域住民の役に立つことを──こうした取り組みが、過疎化に悩む地域が活性化に向かうヒントになるのではないか。
【Profile】竹中明洋/1973年山口県生まれ。北海道大学卒業、東京大学大学院修士課程中退。NHK記者、衆議院議員秘書、『週刊文春』記者などを経てフリーランスに。近著に『沖縄を売った男』(扶桑社)など。
※週刊ポスト2018年4月27日号