国内

藤井七段快進撃で「名古屋に将棋会館」市長プランの現実味

藤井ブームに乗らない手はにゃあで(時事通信フォト)

 藤井聡太七段(15)の快進撃が、思わぬところにも“波紋”を広げた。「名古屋に将棋会館があってもええがな」──そう語るのは、名古屋市長の河村たかし氏(69)だ。

“史上最年少の七段昇段”を受け、河村氏は5月21日の定例会見で、現在、東京・千駄ヶ谷と大阪・福島にある将棋会館に加え、名古屋市内にも新設する構想をブチ上げた。同氏に改めて真意を聞いた。

「藤井君は生まれは瀬戸市だけど、学校は名古屋だもんで。東京や関西に行くより、近いほうがええがや。会館の場所や、地元企業のスポンサーを探して盛り上げられたらと思っとるよ。名古屋城が見える場所に造れるとええね」

 唐突にも聞こえる話だが、“株主優待生活”でお馴染みの桐谷広人七段(68)は賛意を示す。

「藤井君の影響で将棋ブームの名古屋ですが、現在はマンションの1室に『東海普及連合会』として連絡先があるだけ。将棋道場を開いて藤井君が頻繁に顔を出せば、子供たちが集まって名古屋の将棋界の発展にもつながる」

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