一方で、パパぶりが窺えない、ヴェールに包まれたままのゾーンもある。織田裕二(50才)、西島秀俊(47才)などの実力派俳優グループだ。
「もっとも『パパ』から遠い雰囲気なのが織田。家庭を思わせるCMにも出ませんし。パパの前にもう何だかいろいろ立ち塞がっちゃって、イメージ不可能。西島も私生活を一切明かさないけど、ちゃっかりファミリー向けCMはゲット。よき父親像キープに成功しています。実際には家事育児は妻任せで、ジム通い三昧って気がしますが」
30代の若手実力派俳優になると、パパ感露出はもう少しナチュラル。
「東出昌大(30才)と松山ケンイチ(33才)は、若いけどどちらも3人の子持ち。貧乏臭くない爽やかなビッグダディーという、新ジャンルを構築中です」
最後に、冒頭で紹介した「プレパパ組」の前途は──。
「渡部は家族3人でのCM出演に需要がありそう。でも安売りせずうまいこと高値を維持しそう。りゅうちぇるはひたすら独自の道を歩むはず。キラキラ路線は批判も多いでしょうが、宇宙に1人くらい、こんな子供の愛し方をする父親がいてもいいんじゃないか、りゅうちぇるだもの、ってところに着地しそう」
6月17日は父の日。今年は誰がどんなパパぶりをアピールすることやら…。
※女性セブン2018年6月28日号