元巨人投手コーチの関本四十四氏は、二軍で7勝2敗、防御率1.43など、投手部門“四冠”の巨人・ヤングマン(28)に注目する。
「身長198cmの長身から投げ下ろす150km超えのストレートに、縦に割れる独特のカーブを投げ、長いイニングを任せても最少失点に抑えられる。すぐにでも一軍に呼べる実力です」
巨人では高卒2年目・高田萌生(19)も期待大。
「ゆっくりと大きく振りかぶって左足を高く上げて投げるフォームがそっくりなので、“松坂2世”と呼ばれている。本人も松坂が憧れの存在で、野球の師と仰ぎ見ているそうです」(スポーツ紙デスク)
前出・関本氏は、初の“交流戦王者”となったヤクルトにも有望株がいるとする。
「高卒6年目で“ポスト宮本慎也”と期待される谷内亮太(27)が、イースタン1位の打率.351と好調です。今年から目標とする宮本が一軍ヘッドになり、やる気は十分。ドラ1ルーキーの村上宗隆(18)も、二軍で10本塁打を放ち4番に座っている」
一軍の青木(宣親、36)や畠山(和洋、35)らベテラン陣に取って代われるかが注目だ。
※週刊ポスト2018年7月13日号