スポーツ

プロ野球の夏 カギを握る二軍から来た陽川尚将や和田恋ら

救世主は2軍にいた(時事通信フォト)

 いよいよプロ野球ペナントの行方を決める“熱い夏”がやってくる。カギを握るのは、ファンが思わず「ん? あの選手、誰!?」と呟いてしまうような“二軍から来た選手”だ。

 阪神では、不振の4番・ロサリオ(29)に代わって一軍に上がった陽川尚将(26)がクリーンアップに定着。6月26日には、3ランを含む4打点でチームの連敗を5で止めるなど、打率.393、2本塁打、16打点の大爆発だ(数字は27日終了時点、以下同)。

「昨年から主砲の不在に悩まされた金本知憲監督にとってはこれ以上ない明るい材料。ファームでは2年連続で本塁打と打点の二冠王を達成し、大器の片鱗を見せていた。背番号『55』と、二軍球場の地名にちなみ“鳴尾浜のゴジラ”と呼ばれていた」(スポーツ紙デスク)

 巨人でも、最速157km右腕・アダメス(23)や、高卒5年目スラッガー・和田恋(22)が一軍に昇格。

「和田は高校通算55本塁打を放った和製大砲で、4番・岡本和真(22)に続く将来の主軸候補。アダメスはイースタンで11セーブを挙げ、防御率2.18。育成から支配下契約を勝ち取った。育成時代から欠かさず一軍の試合を研究する努力が実を結んだ」(同前)

◆“松坂2世”に“ポスト宮本”

 夏場に差しかかると、プロ野球では一軍レギュラー陣に疲れが見え始め、二軍で力を蓄えてきた“イキのいい戦力”がより重要になる。2位以下の順位が日替わり状態のセ・リーグでは、“救世主”が出てくれば一気に上位が狙える。

関連記事

トピックス

ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
小室眞子さん“暴露や私生活の切り売りをビジネスにしない”質素な生活に米メディアが注目 親の威光に頼らず自分の道を進む姿が称賛される
女性セブン
組織改革を進める六代目山口組で最高幹部が急逝した(司忍組長。時事通信フォト)
【六代目山口組最高幹部が急逝】司忍組長がサングラスを外し厳しい表情で…暴排条例下で開かれた「厳戒態勢葬儀の全容」
NEWSポストセブン
藤浪晋太郎(左)に目をつけたのはDeNAの南場智子球団オーナー(時事通信フォト)
《藤浪晋太郎の“復活計画”が進行中》獲得決めたDeNAの南場智子球団オーナーの“勝算” DeNAのトレーニング施設『DOCK』で「科学的に再生させる方針」
週刊ポスト
手を繋いでレッドカーペットを歩いた大谷と真美子さん(時事通信)
《「ダサい」と言われた過去も》大谷翔平がレッドカーペットでイジられた“ファッションセンスの向上”「真美子さんが君をアップグレードしてくれたんだね」
NEWSポストセブン
「漫才&コント 二刀流No.1決定戦」と題したお笑い賞レース『ダブルインパクト』(番組公式HPより)
夏のお笑い賞レースがついに開催!漫才・コントの二刀流『ダブルインパクト』への期待と不安、“漫才とコントの境界線問題”は?
NEWSポストセブン
パリの歴史ある森で衝撃的な光景に遭遇した__
《パリ「ブローニュの森」の非合法売買春の実態》「この森には危険がたくさんある」南米出身のエレナ(仮名)が明かす安すぎる値段「オーラルは20ユーロ(約3400円)」
NEWSポストセブン
韓国・李在明大統領の黒い交際疑惑(時事通信フォト)
「市長の執務室で机に土足の足を乗せてふんぞり返る男性と…」韓国・李在明大統領“マフィアと交際”疑惑のツーショットが拡散 蜜月を示す複数の情報も
週刊ポスト
中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
高校時代にレイプ被害で自主退学に追い込まれ…過去の交際男性から「顔は好きじゃない」中核派“謎の美女”が明かす人生の転換点
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《死刑執行》座間9人殺害の白石死刑囚が語っていた「殺害せずに解放した女性」のこと 判断基準にしていたのは「金を得るための恐怖のフローチャート」
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
《小室圭さんの赤ちゃん片手抱っこが話題》眞子さんとの第1子は“生後3か月未満”か 生育環境で身についたイクメンの極意「できるほうがやればいい」
NEWSポストセブン
中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
【独占インタビュー】お嬢様学校出身、同性愛、整形400万円…過激デモに出没する中核派“謎の美女”ニノミヤさん(21)が明かす半生「若い女性を虐げる社会を変えるには政治しかない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン