芸能

伝説モデル、フラワー・メグ グラビア席巻時を振り返る

近年活動を再開したフラワー・メグ

 エキゾチックな顔立ちに美しい肢体──1971年、フラワー・メグは彗星のように現われた。雑誌のグラビアを席巻、日本で初めてテレビで裸を晒し、瞬く間に世の男性たちの心を掴む。だが、わずか1年で引退。「伝説のヌードモデル」が、当時を振り返る。

 * * *

 デビューのきっかけは、当時ショーガールとして働いていたゴーゴークラブに雑誌『平凡パンチ』の方がいらして、撮影を依頼されたことでした。裸の撮影への抵抗は一切なく、見る人の心を揺さぶりたい一心で臨みましたね。

 真冬の玄界灘で今にも沈みそうな難破船に乗り込んだり、早朝の無人駅で裸になってゲリラ撮影をしたり。鳥取砂丘を傷だらけになりながら全裸で転がったのに、局部が写ってしまいほとんど使えなかったこともありました(笑い)。

 ヌード撮影はセックスに似ていると思います。初めは構えているけど、レンズの視線とシャッター音に次第に気持ちが高揚して、生身の自分をさらけ出していく。自分も知らない新たな一面を発見することでもありました。

 1年で引退した理由は妊娠が発覚して結婚したから。それからは「フラワー・メグ」を封印し、子供にも隠して生きてきました。でも10年程前、成人した子供が偶然インターネットで私の写真を見つけたんです。初めはびっくりしていましたが、幸いにも受け入れてくれて、今では応援してくれています。最近、活動を再開しましたが、年頃の孫に嫌われないかが心配ですね(笑い)。

【プロフィール】ふらわー・めぐ/1951年10月7日生まれ、東京都出身。赤坂にあったゴーゴークラブ「スペースカプセル」でショーガールとして働いているところをスカウトされ、1971年にデビュー。深夜のお色気番組『23時ショー』(テレビ朝日系)のカバーガールを務めた。結婚を機に引退するも、近年活動を再開。

※週刊ポスト2018年8月3日号

関連記事

トピックス

高市早苗首相(時事通信フォト)
《日中外交で露呈》安倍元首相にあって高市首相になかったもの…親中派不在で盛り上がる自民党内「支持率はもっと上がる」
NEWSポストセブン
阿部なつき(C)Go Nagai/Dynamic Planning‐DMM
“令和の峰不二子”こと9頭身グラドル・阿部なつき「リアル・キューティーハニー」に挑戦の心境語る 「明るくて素直でポジティブなところと、お尻が小さめなところが似てるかも」
週刊ポスト
高市早苗首相の「台湾有事」発言以降、日中関係の悪化が止まらない(時事通信フォト)
「現地の中国人たちは冷めて見ている人がほとんど」日中関係に緊張高まるも…日本人駐在員が明かしたリアルな反応
NEWSポストセブン
大谷翔平が次のWBC出場へ 真美子さんの帰国は実現するのか(左・時事通信フォト)
《大谷翔平選手交えたLINEグループでやりとりも》真美子さん、産後対面できていないラガーマン兄は九州に…日本帰国のタイミングは
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(現場写真/読者提供)
【“分厚い黒ジャケット男” の映像入手】「AED持ってきて!」2人死亡・足立暴走男が犯行直前に見せた“奇妙な”行動
NEWSポストセブン
10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン
ミセス・若井(左、Xより)との“通い愛”を報じられたNiziUのNINA(右、Instagramより)
《ミセス若井と“通い愛”》「嫌なことや、聞きたくないことも入ってきた」NiziU・NINAが涙ながらに吐露した“苦悩”、前向きに披露した「きっかけになったギター演奏」
NEWSポストセブン
「ラオ・シルク・レジデンス」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
「華やかさと品の良さが絶妙」愛子さま、淡いラベンダーのワンピにピンクのボレロでフェミニンなコーデ
NEWSポストセブン
クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左・撮影/山口比佐夫、右・AFP=時事)
《笹崎勝巳レフェリー追悼》プロレス仲間たちと家族で送った葬儀「奥さんやお子さんも気丈に対応されていました」、クマ襲撃の現場となった温泉施設は営業再開
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン