ライフ

パックうなぎ、麦茶を使って高級店並みにするテクニック

パックうなぎが炭火焼き風になる裏ワザ(イラスト/さややん。)

 高級食材を使って料理すればおいしいのは当然。たとえ“それなり”の食材でも、いかにおいしくするかが料理上手の腕の見せどころだろう。

 たとえば、パックで販売されているうなぎ。料理研究家のさわけんさんに、パックうなぎを高級店並みの味にするテクニックを教えてもらった。

 パックうなぎの身は、店頭に並ぶまでに冷えて硬くなり、さらに、つけダレのせいでうなぎの風味が薄れている可能性もある。この状態のうなぎをおいしく仕上げるにはまず、うなぎが収まる程度の小さめのフライパンに、身を下、皮を上にしてうなぎを入れ、麦茶大さじ1~2を注いで約30秒火にかける。ひと煮立ちしたら、汁を別皿に取り出し、うなぎは皮を下にして焼く。そこに先程の汁と、場合によっては付属のタレを加え、からめて完成。煮詰めることで水分が身に戻ってふんわりし、麦茶の香ばしさが移って炭火焼き風味になる。

 さらに、「特売牛肉」を高級店レベルに引き上げる技も教えてもらった。

 安い牛肉ほど身が硬い傾向にあるが、これに火を入れると、水分が奪われ、さらに硬くなる。そんな肉でもやわらかく仕上げるには、焼く前に塩水に漬けるのがいい。塩の効果で保水性が高まり、さらに肉の細胞が水を含んで、火を入れた時にしっとり感が残りやすい。牛肉を漬ける塩水は水5カップに塩大さじ1/2が目安。ただし、肉に塩味がつくので、もともと塩で味つけをするステーキや炒め物におすすめ。炒め物に使う場合は、肉に小麦粉や片栗粉をまぶし、はたいてから焼くと、よりやわらかい食感になる。

※女性セブン2018年8月9日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《ハワイで白黒ペアルック》「大谷翔平さんですか?」に真美子さんは“余裕の対応”…ファンが投稿した「ファミリーの仲睦まじい姿」
NEWSポストセブン
赤穂市民病院が公式に「医療過誤」だと認めている手術は一件のみ(写真/イメージマート)
「階段に突き落とされた」「試験の邪魔をされた」 漫画『脳外科医 竹田くん』のモデルになった赤穂市民病院医療過誤騒動に関係した執刀医と上司の医師の間で繰り広げられた“泥沼告訴合戦”
NEWSポストセブン
被害を受けたジュフリー氏、エプスタイン元被告(時事通信フォト、司法省(DOJ)より)
《女性の体に「ロリータ」の書き込み…》10代少女ら被害に…アメリカ史上最も“闇深い”人身売買事件、新たな写真が公開「手首に何かを巻きつける」「不気味に笑う男」【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
2025年はMLBのワールドシリーズで優勝。WBCでも優勝して、真の“世界一”を目指す(写真/AFLO)
《WBCで大谷翔平の二刀流の可能性は?》元祖WBC戦士・宮本慎也氏が展望「球数を制限しつつマウンドに立ってくれる」、連覇の可能性は50%
女性セブン
「名球会ONK座談会」の印象的なやりとりを振り返る
〈2025年追悼・長嶋茂雄さん 〉「ONK(王・長嶋・金田)座談会」を再録 日本中を明るく照らした“ミスターの言葉”、監督就任中も本音を隠さなかった「野球への熱い想い」
週刊ポスト
12月3日期間限定のスケートパークでオープニングセレモニーに登場した本田望結
《むっちりサンタ姿で登場》10キロ減量を報告した本田望結、ピッタリ衣装を着用した後にクリスマスディナーを“絶景レストラン”で堪能
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん(時事通信フォト)
笹生優花、原英莉花らを育てたジャンボ尾崎さんが語っていた“成長の鉄則” 「最終目的が大きいほどいいわけでもない」
NEWSポストセブン
日高氏が「未成年女性アイドルを深夜に自宅呼び出し」していたことがわかった
《本誌スクープで年内活動辞退》「未成年アイドルを深夜自宅呼び出し」SKY-HIは「猛省しております」と回答していた【各テレビ局も検証を求める声】
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん
亡くなったジャンボ尾崎さんが生前語っていた“人生最後に見たい景色” 「オレのことはもういいんだよ…」
NEWSポストセブン
実業家の宮崎麗香
《セレブな5児の母・宮崎麗果が1.5億円脱税》「結婚記念日にフェラーリ納車」のインスタ投稿がこっそり削除…「ありのままを発信する責任がある」語っていた“SNSとの向き合い方”
NEWSポストセブン
峰竜太(73)(時事通信フォト)
《3か月で長寿番組レギュラー2本が終了》「寂しい」峰竜太、5億円豪邸支えた“恐妻の局回り”「オンエア確認、スタッフの胃袋つかむ差し入れ…」と関係者明かす
NEWSポストセブン
シーズンオフを家族で過ごしている大谷翔平(左・時事通信フォト)
《お揃いのグラサンコーデ》大谷翔平と真美子さんがハワイで“ペアルックファミリーデート”、目撃者がSNS投稿「コーヒーを買ってたら…」
NEWSポストセブン