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『王様のブランチ』出演の滝井朝世さんが選ぶ今夏お勧め小説

『王様のブランチ』出演の滝井朝世さんが夏の読書に勧める3冊

 各地で国内観測史上最高の暑さを記録し、まだまだ猛暑が続く今夏は、無理に外出するよりも自宅で読書が大人の過ごし方。図書カードNEXTを利用して、本好きが太鼓判を押す一冊とともに暑さをしのぎましょう!

『王様のブランチ』のブックコーナーに過去出演し、現在は同コーナーのブレーンを務める滝井朝世さんに、おすすめの本を3冊選んでもらった。

『大きな音が聞こえるか』/坂木司 角川文庫 950円

「南米・アマゾン河の大波、ポロロッカでサーフィンするために旅立つ高校生の少年の物語。資金集めなど計画段階から丁寧に描かれるリアリティーが魅力。波にのるシーンは爽快感たっぷり! 夏休みの大冒険を味わえる」(滝井さん。以下同)

『船に乗れ!【1】合奏と協奏』(全3巻)/藤谷治 小学館文庫 680円

「音楽一家に生まれ、プロのチェリストを目指す高校生・サトルの青春を描く。若さゆえの瑞々しさと純粋さに心洗われ、痛みと苦みに泣かされます。作中に出てくる音楽を聴きながら、家にこもって一気読みしたい長篇」

『火のないところに煙は』/芦沢央 新潮社 1728円

「夏といえば怪談。今年の怪談本といえばコレ。小説家がさまざまな怪異を見聞きし、真相を明かそうとする短編集で、謎解きとホラーが融合したおもしろさ。最終話ではゾーッとする事実が明かされ、まさに背筋が凍り、涼を感じられます」

※女性セブン2018年8月9日号

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