芸能

イモトと奇跡の共演果たした安室奈美恵、舞台裏の壮絶苦労

安室奈美恵との“初対面”は高視聴率を記録

 瞬間最高視聴率25%を記録。「イモトさん、安室さんの反響の大きさを感じている」と日本テレビ社長も言及するほど異例の注目を集めたのは、7月29日に放送された『世界の果てまでイッテQ!』だ。

 小学5年生以来、20年来の大・大・大ファンを公言する番組レギュラーのイモトアヤコ(32才)が、9月に引退する安室奈美恵(40才)とのツーショット撮影に挑むために台湾ロケを敢行する特別企画だった。

「イモトさんと安室さん2人だけの60分で平均視聴率21%超えですから、社長の言葉もよくわかる。“初対面”ということで、ここまで高視聴率とは」(番組関係者)

 番組は台湾の空港から始まる。ツーショット撮影企画といっても当然アポなし。場当たり的な突撃で同じフレームに写り込もうとするが、ファンに囲まれる安室に近づくこともできず、ライブ会場前でも移動車しか見られず、結局ミッション失敗。それでも安室・台湾ライブの超プラチナチケットをゲットし、会場に乗り込んだ。ライブ終了後、

「今まで『イッテQ』で400回くらい行ってるけど、いちばん楽しいロケでした」

 と語るイモトの表情は恍惚としていた。

 しかし番組本番はここから。番組の「オチ」を作るため、帰国前に大嫌いなヘビ料理を食べるロケに向かったイモト。実はこれがドッキリで、店では店員に扮した安室がイモトの到着を待っていた。

 そうとは知らないイモトは、ヘビ料理に悪戦苦闘しながら、なんとか食事を終えた。そこへ「お茶をお持ちしました」と安室が声をかける──。

 イモトが椅子から跳び上がったその瞬間、BGMが『Hero』から『CAN YOU CELEBRATE?』に切り替わり、うろたえたイモトの口から出た一言は「こんにちは…」だった。

 イモトが初めて『イッテQ』で安室ファンだと明かしたのは2009年7月。訪れたフィリピンの洞窟で、安室のヒット曲『Body Feels EXIT』を踊った。

「彼女が安室さんのバックダンサーになりたくて上京したのは有名な話。1年の3分の2はロケのために海外で過ごすイモトさんが、何よりも楽しみにしているのは安室さんのライブ。2015年に天候不良で帰国が遅れ、チケットを無駄にした時は番組内で号泣したこともありました。あまりにひたむきな姿勢に、安室ファンの間でも“イモトは本物”と認められています。ネタではなく本気度が伝わるからこそ、今回もここまで話題になった」(芸能関係者)

 サプライズ企画はそれだけでは終わらず、30分にわたる対談も行われた。

関連記事

トピックス

都内の人気カフェで目撃された田中将大&里田まい夫妻(時事通信フォト/HPより))
《ファーム暮らしの夫と妻・里田まい》巨人・田中将大が人気カフェデートで見せた束の間の微笑…日米通算200勝を目前に「1軍から声が掛からない事情」
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
新横綱・大の里(時事通信フォト)
《横綱昇進》祖父が語る“怪物”大の里の子ども時代「生まれたときから大きく、朝ご飯は2回」「負けず嫌いじゃなかった」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
ヤクザが路上で客引きをしていた男性を脅すのにトクリュウを呼んで逮捕された(時事通信フォト)
《ヤクザとトクリュウの上下関係が不明に》大阪ミナミでトクリュウを集めて客引き男性を脅して暴力団幹部が逮捕 この事件で”用心棒”はどっちだったのか 
NEWSポストセブン
2013年大阪桐蔭の春夏甲子園出場に主力として貢献した福森大翔(本人提供)
【10万人に6例未満のがんと闘う甲子園のスター】絶望を支える妻の献身「私が治すから大丈夫」オリックス・森友哉、元阪神・西岡や岩田も応援
NEWSポストセブン
新横綱・大の里(時事通信フォト))
《地元秘話》横綱昇進の“怪物”大の里は唯一無二の愛されキャラ「トイレにひとりで行けないくらい怖がり」「友達も多くてニコニコしてかわいい子だったわ」
NEWSポストセブン
ミスタープロ野球として、日本中から愛された長嶋茂雄さんが6月3日、89才で亡くなった
長島三奈さん、自身の誕生日に父・長嶋茂雄さんが死去 どんな思いで偉大すぎる父を長年サポートし続けてきたのか
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
金髪美女インフルエンサー(26)が “性的暴力を助長する”と批判殺到の「ふれあい動物園」企画直前にアカウント停止《1000人以上の男性と関係を持つ企画で話題に》
NEWSポストセブン
逮捕された波多野佑哉容疑者(共同通信)。現場になったラブホテル
《名古屋・美人局殺人》「事件現場の“女子大エリア”は治安が悪い」金髪ロングヘアの容疑者女性(19)が被害男性(32)に密着し…事件30分前に見せていた“親密そうな様子”
NEWSポストセブン
東京・昭島市周辺地域の下水処理を行っている多摩川上流水再生センター
《ウンコは資源》排泄大国ニッポンが抱える“黄金の資源”を活用できてない問題「江戸時代の取引金額は10億円前後」「北朝鮮では売買・窃盗の対象にも」
NEWSポストセブン
ブラジル公式訪問中の佳子さま(時事通信フォト)
《佳子さまの寝顔がSNSで拡散》「本当に美しくて、まるで人形みたい」の声も 識者が解説する佳子さま“現地フィーバー”のワケ
NEWSポストセブン