芸能

アヒル口は減少 高須院長が語るヒアルロン酸最新トレンド

高須院長が語るヒアルロン酸注入の最新事情

 美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長が世の中の様々な話題に、思いのままに提言をしていくシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回はヒアルロン酸注射の最新事情についてお話をうかがいました。

 * * *
──ヒアルロン酸注入のプチ整形はかなり定着してきたように思いますが、最近では若々しく見せるために、頬に注入するケースも増えているようですね。

高須:頬がこけているとやっぱり年老いて見えるからね。ほうれい線を消すためにヒアルロン酸を入れるのと同じで、張りのある頬にするために入れる人は確かに多い。基本的にはほうれい線を消すのとセットで頬に注入するパターンが多いと思うよ。

 でも、ほかの病院でヒアルロン酸を入れすぎちゃって、ブルドッグみたいになった患者さんが、高須クリニックに来て元に戻すというケースも多いね。

──元に戻せるものなんですか?

高須:ヒアルロン酸分解酵素(ヒアルロニダーゼ)を注射すれば、ヒアルロン酸を分解してくれるからね。比較的簡単に元に戻すことができる。凸凹ができちゃったりして、形がどうも気に入らないという時なんかでも、有効な施術だね。

 不景気だからなのか分からないけど、新たに開業してプチ整形をやる美容外科医が増えているんだよ。そんなに技術もないところが多いからか、あまり思うような仕上がりにならないこともある。ヒアルロン酸注射は1本いくらで打つから、中には儲けたいがために何本もヒアルロン酸を打つお医者さんもいるみたいだね。そうやってヒアルロン酸を打ちすぎてパンパンに膨れすぎちゃった患者さんが、高須クリニックでヒアルロン酸分解酵素を打つことがある。こちらは美容外科のエキスパートだから、もちろん完璧に仕上げますよ。患者さんにも、みなさんすごく満足していただいているね。

──女性芸能人でもヒアルロン酸を打つ人が多いといいますが、トレンドのようなものはあるんでしょうか?

高須:ちょっと前は打ちすぎで映画の『アバター』みたいになっちゃう人も多かったけど、最近はナチュラル志向になっているね。極端なアヒル口とか、大きすぎる涙袋みたいなものは減っていると思うね。ぼくとしては嬉しい傾向だよ。だって、極端なアヒル口と涙袋は嫌いなんだもん(笑い)。

 結局、トレンドに乗りすぎちゃうのは、あまり良くないと思うね。流行なんて絶対に過ぎ去るものなんだから、すぐに時代遅れになっちゃうわけだよ。長い目で見たら絶対にナチュラルなほうがいい。

 世の中の考え方も変わってきてるんだろうね。ファッションだって、昔は高価なヴィトンなんかがステータスで、それこそ一点豪華主義みたいな感じで、高いバッグを持っている人が多かった。でも、今だったらセレブがユニクロを着ていたってオシャレになる時代なんだよ。美容整形だってそう。極端なアヒル口や涙袋ではなくて、ちゃんと自分にあった美しさを求めるようになってきている。「とにかく鼻にヒアルロン酸をたくさん打ってください!」みたいな患者さんも減ってきているもんね。日本人の美に対する意識がどんどん高くなってきているんじゃないかな。

──ちなみに、院長がいちばん多くヒアルロン酸を打った部位はどこなんですか?

関連記事

トピックス

山本由伸選手とモデルのNiki(共同通信/Instagramより)
《噂のパートナーNiki》この1年で変化していた山本由伸との“関係性”「今年は球場で彼女の姿を見なかった」プライバシー警戒を強めるきっかけになった出来事
NEWSポストセブン
送検のため奈良西署を出る山上徹也容疑者(写真/時事通信フォト)
「とにかく献金しなければと…」「ここに安倍首相が来ているかも」山上徹也被告の母親の証言に見られた“統一教会の色濃い影響”、本人は「時折、眉間にシワを寄せて…」【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
マレーシアのマルチタレント「Namewee(ネームウィー)」(時事通信フォト)
人気ラッパー・ネームウィーが“ナースの女神”殺人事件関与疑惑で当局が拘束、過去には日本人セクシー女優との過激MVも制作《エクスタシー所持で逮捕も》
NEWSポストセブン
【白鵬氏が九州場所に姿を見せるのか】元弟子の草野が「義ノ富士」に改名し、「鵬」よりも「富士」を選んだことに危機感を抱いた可能性 「協会幹部は朝青龍の前例もあるだけにピリピリムード」と関係者
【白鵬氏が九州場所に姿を見せるのか】元弟子の草野が「義ノ富士」に改名し、「鵬」よりも「富士」を選んだことに危機感を抱いた可能性 「協会幹部は朝青龍の前例もあるだけにピリピリムード」と関係者
NEWSポストセブン
デコピンを抱えて試合を観戦する真美子さん(時事通信フォト)
《真美子さんが“晴れ舞台”に選んだハイブラワンピ》大谷翔平、MVP受賞を見届けた“TPOわきまえファッション”【デコピンコーデが話題】
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組・司忍組長2月引退》“竹内七代目”誕生の分岐点は「司組長の誕生日」か 抗争終結宣言後も飛び交う「情報戦」 
NEWSポストセブン
部下と“ホテル密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(時事通信フォト/目撃者提供)
《前橋・小川市長が出直し選挙での「出馬」を明言》「ベッドは使ってはいないですけど…」「これは許していただきたい」市長が市民対話会で釈明、市議らは辞職を勧告も 
NEWSポストセブン
活動を再開する河下楽
《独占告白》元関西ジュニア・河下楽、アルバイト掛け持ち生活のなか活動再開へ…退所きっかけとなった騒動については「本当に申し訳ないです」
NEWSポストセブン
ハワイ別荘の裁判が長期化している
《MVP受賞のウラで》大谷翔平、ハワイ別荘泥沼訴訟は長期化か…“真美子さんの誕生日直前に審問”が決定、大谷側は「カウンター訴訟」可能性を明記
NEWSポストセブン
11月1日、学習院大学の学園祭に足を運ばれた愛子さま(時事通信フォト)
《ひっきりなしにイケメンたちが》愛子さま、スマホとパンフを手にテンション爆アゲ…母校の学祭で“メンズアイドル”のパフォーマンスをご観覧
NEWSポストセブン
今季のナ・リーグ最優秀選手(MVP)に満票で選出され史上初の快挙を成し遂げた大谷翔平、妻の真美子さん(時事通信フォト)
《なぜ真美子さんにキスしないのか》大谷翔平、MVP受賞の瞬間に見せた動きに海外ファンが違和感を持つ理由【海外メディアが指摘】
NEWSポストセブン
柄本時生と前妻・入来茉里(左/公式YouTubeチャンネルより、右/Instagramより)
《さとうほなみと再婚》前妻・入来茉里は離婚後に卵子凍結を公表…柄本時生の活躍の裏で抱えていた“複雑な感情” 久々のグラビア挑戦の背景
NEWSポストセブン