ビジネス

創業90年、男のダンディズムを追求した「マンダム」の歩み

マンダムは今年創業90年

「う~ん、マンダム!」──1970年に始まったCMは、子供から大人まで日本中の男たちを虜にした。武骨で男臭いチャールズ・ブロンソンを起用して一世を風靡した化粧品メーカー「マンダム」が、昨年12月に創業90周年を迎えた。

“男の身だしなみ”を追求し、日本に新たな男性コスメティック文化を創造し続ける同社の最初のエポック的な出来事は、金鶴香水株式会社として創業した1927年の6年後、1933年に発売した日本初の植物性固形整髪料「丹頂チック」だった。男性から女性まで爆発的ヒットを記録。戦後も広告に俳優・三船敏郎を起用するなどして不動の人気を獲得、3年後には国内のチック市場の9割を占め、1959年に社名を丹頂株式会社に変更した。

 しかし、1962年にライオンが整髪料「バイタリス」を発売すると風向きが変わった。売り上げは激減し、窮地に立たされる。

「髪型の流行の変化についていけなかったということです。その反省からマーケティングに力を入れ、さらに『生活者発、生活者着』という当社の理念につながりました」(同社広報部)

 こうして生まれたのがマンダムシリーズだった。CMに当時の年商の3分の1、10億円の巨費を投じるという、文字通り社運を賭けたプロジェクトは見事成功を収めた。マンダム製品は飛ぶように売れ、翌1971年には社名を株式会社マンダムに改めた。

関連記事

トピックス

『ザ!鉄腕!DASH!!』降板が決まったTOKIOの国分太一(右/番組の公式サイトより)
《TOKIO・国分太一が無期限活動休止》「演者とスタッフは“独特の距離感”だった」関係者が明かす『鉄腕DASH』現場の“特殊な事情”
NEWSポストセブン
”アナウンサーらしくないアナウンサー“と評判
「笑顔でピッタリ腕を絡ませて…」元NMB48アイドルアナ・瀧山あかねと「BreakingDown」エース・細川一颯の“腕組み同棲愛”《直撃に「まさしくタイプです(笑)」》
NEWSポストセブン
『ザ!鉄腕!DASH!!』降板が決まったTOKIOの国分太一(右/番組の公式サイトより)
《スタッフに写真おねだりか》TOKIO・国分太一は「コンプライアンス上の問題行為が複数あった」…日本テレビに問い合わせた結果
NEWSポストセブン
TOKIOの国分太一
《日テレで緊急会見の意味は》TOKIO国分太一がコンプラ違反で活動休止へ 「番組降板」「副社長自らスキャンダル」の衝撃
NEWSポストセブン
悠仁さまの大学進学で複雑な心境の紀子さま(撮影/JMPA)
悠仁さま、今年秋の園遊会に“最速デビュー”の可能性 紀子さまの「露出を増やしたい」との思いも影響か
女性セブン
グラビアのオファーも多いと言われる中川安奈アナ(本人のインスタグラムより)
《SNSで“インナーちらり笑”》元NHK中川安奈アナが森香澄の強力ライバルに あざとキャラと確かなアナウンス技術で「ポテンシャルは森香澄以上」との指摘
週刊ポスト
不倫が報じられた錦織圭、妻の観月あこ(Instagramより)
《錦織圭・モデル女性と不倫疑惑報道》反対を押し切って結婚した妻・観月あことの“最近の関係” 錦織は「産んでくれたお母さんに優しく接することを心がけましょう」発言も
NEWSポストセブン
お疲れのご様子の雅子さま(2025年、沖縄県那覇市。撮影/JMPA) 
雅子さまにささやかれる体調不安、沖縄訪問時にもお疲れの様子 愛子さまが“異変”を察知し、とっさに助け舟を出される場面も
女性セブン
不倫が報じられた錦織圭(AFP時事)
《美女モデルと不倫》妻・観月あこに「ブラックカード」を渡していた錦織圭が見せた“倹約不倫デート”「3000円のユニクロスウェットを着て駅前チェーン喫茶店で逢瀬」
NEWSポストセブン
永野芽郁のマネージャーが電撃退社していた
《永野芽郁に新展開》二人三脚の“イケメンマネージャー”が不倫疑惑騒動のなかで退所していた…ショックの永野は「海外でリフレッシュ」も“犯人探し”に着手
NEWSポストセブン
“親友”との断絶が報じられた浅田真央(2019年)
《村上佳菜子と“断絶”報道》「親友といえど“損切り”した」と関係者…浅田真央がアイスショー『BEYOND』にかけた“熱い思い”と“過酷な舞台裏”
NEWSポストセブン
不倫が報じられた錦織圭、妻の元モデル・観月あこ(時事通信フォト/Instagramより)
《結婚写真を残しながら》錦織圭の不倫報道、猛反対された元モデル妻「観月あこ」との“苦難の6年交際”
NEWSポストセブン