【ハーブ療法】
古くからヨーロッパで「有用植物」として活用されてきたハーブ。料理の香りづけや保存料として使われたり、防臭・防腐・防虫に利用されたりするなど、使途は幅広い。
民間療法としては、お茶として飲むほか、サプリメントとして摂取したり、アロマテラピー(芳香療法)にも活用されているが、
「香りによるリラックス効果はあるにしても、疾患の治療や予防に関するエビデンスはありません。認知機能を改善すると長く謳われてきた『イチョウの葉』も、米ピッツバーグ大学の2008年の研究で、認知症の予防効果が否定されている」(岡田医師)
※週刊ポスト2018年9月21・28日号