ライフ

早寝早起き朝ごはんは、子供の学力にほぼ無関係

規則正しい生活習慣と学力の関係は?

 7月末に「全国学力・学習状況調査」(通称・全国学力テスト、2017年度)の結果が公表された。教育現場では、結果を巡って一喜一憂する一方で、テストに付随して行われた「保護者アンケート」というものがある。

 これまで、2013年度と2017年度の2度のみ、実施されたものだ。アンケートの対象は、テストを受けた小6と中3の保護者から無作為に抽出された12万人。

「両親の学歴」「所得」「就業時間」といった家庭環境や経済状況を尋ね、子供のテスト正答率との相関関係を調べたものだ。日本では一般に、決まった時間に起き、決まった時間に眠る規則正しい生活リズムと食生活が全世代に推奨される。

 だが、小学生の保護者に子供の生活習慣を尋ねたところ、「早寝・早起き」「朝ご飯」については、どの学力層の子供でも保護者の8~9割が気を配っており、規則正しい生活習慣が学力に大きく影響するとの結果は得られなかった。

“カリスマ国語講師”として多くの受験生を合格に導いてきた予備校講師の吉田裕子先生が指摘する。

「そもそも、学校に通っている子供はみんな毎朝きっちり起床しているわけで、朝6時に起きても朝7時に起きても学力にはそれほど影響しないはずです。遅刻してしまうレベルであれば問題ですが、そうでなければ早寝・早起きをすることが必ずしも学力に直結するわけではないと思います」

 朝食を抜く子供は「脳に栄養がいかないから集中力が欠ける」とよくいわれるが、学力にはほとんど関係ないようだ。

※女性セブン2018年9月27日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《不敬どころの騒ぎじゃない》秋篠宮家・佳子さまも被害に…AIを用いた性的画像の被害が世界的問題に 専門家が指摘「男女問わず人権侵害」
NEWSポストセブン
炭火焼肉店「ギュウトピア」
《焼肉店の倒産件数が過去最多》逆風のなか格安スーパー【ロピア】が仕掛ける「コスパ焼肉店」とは?「1309円ランチ」の中身
NEWSポストセブン
実業家の宮崎麗香
《もう家族でハワイに行けない…》“1.5億円の脱税疑惑”の宮崎麗果、“ESTA取得困難”で恒例の「セレブ旅行」は断念か SNSで「深い反省」示す
NEWSポストセブン
元子役のパイパー・ロッケル(Instagramより)
「1日で4億円を荒稼ぎ」米・元人気子役(18)が「セクシーなランジェリー姿で…」有料コンテンツを販売して批判殺到、欧米社会では危機感を覚える層も
NEWSポストセブン
観音駅に停車する銚子電気鉄道3000形車両(元伊予鉄道700系)(時事通信フォト)
”ぬれ煎餅の奇跡”で窮状を脱した銚子電鉄を悩ませる「米価高騰」 電車を走らせ続けるために続ける試行錯誤
NEWSポストセブン
元旦に離婚を発表した吉岡美穂とIZAM(左・時事通信フォト)
《3児の母・吉岡美穂がIZAMと離婚》夫のために「“鬼嫁キャラ”を受け入れた妻の想い」離縁後の元夫婦の現在
NEWSポストセブン
イスラム組織ハマスの元人質ロミ・ゴネンさん(イスラエル大使館のXより)
「15人ほどが群がり、私の服を引き裂いた」「私はこの男の性奴隷になった…」ハマスの元人質女性(25)が明かした監禁中の“惨状”
NEWSポストセブン
2026年1月2日、皇居で行われた「新年一般参賀」での佳子さま(時事通信フォト)
《礼装では珍しい》佳子さまが新年一般参賀で着用、ウエストまわりに“ガーリー”なワンポイント 愛子さまは「正統的なリンクコーデ」を披露
NEWSポストセブン
中国出身の女性インフルエンサー・Umiさん(TikTokより)
〈抜群のスタイルとルックスが一変…〉中国人美女インフルエンサーが示唆していた「潘親方(特殊詐欺グループのボス)」との“特別な関係”とは《薬物検査で深刻な陽性反応》
NEWSポストセブン
立川志らく氏(左)と貴乃花光司氏が語り合う
【対談・貴乃花光司氏×立川志らく氏】新大関・安青錦に問われるものとは?「自分の相撲を貫かなければ勝てません」“師匠に恵まれた”ことも一つの運
週刊ポスト
SNS上で拡散されている動画(Xより)
「“いじめ動画”関係者は始業式に不参加」「学校に一般の方が…」加害生徒の個人情報が拡散、YouTuberが自宅突撃も 県教委は「命にかかわる事態になりかねない」《栃木県》
NEWSポストセブン
女優・羽野晶紀と和泉元彌の母の節子さん(右・時事通信フォト)
《女優・羽野晶紀“嫁姑騒動”から24年目 の異変》元日に公開された和泉節子さんとの写真から伝わる「現在の距離感」
NEWSポストセブン