芸能

石田ゆり子、更年期障害を告白「自律神経がついていけない」

本音トークで共感を呼んだ石田ゆり子

 軽やかなベージュのワンピースに身を包み、木陰でやさしく微笑みかける──。9月28日、自身のインスタグラムで『資生堂』のCMのオフショットを投稿した石田ゆり子(49才)。

《なんとなく懐かしい、お嬢さん風ワンピースを着せていただきました》というコメントが添えられており、「奇跡のアラフィフ」ぶりは健在だ。

「石田さんはいつもほぼスッピンで現れるんですが、お肌が本当にツヤツヤで透明感があって…お世辞抜きで30才ぐらいにしか見えません」(広告業界関係者)

 ところがそんな石田も、最近はアラフィフならではの悩みを抱えているという。9月23日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)で、石田は一緒に出演した有働由美子アナ(49才)と角田光代さん(51才)に、こう打ち明けた。

「この独特な疲れってあるじゃないですか、世代的に。自律神経が…ついていけない(笑い)」と話せば、さらに、「最近さ、急に“暑い!”って(笑い)」と告白。それを聞いた有働アナは、「あるね、あるね」と共感の声を上げ、角田さんも「暑いからなのか、ホットフラッシュなのかわからない」と明かし、3人はアラフィフ女性のリアルな更年期障害トークを繰り広げた。

「石田さんと有働さんはプライベートでも連絡を取り合う仲。つい本音トークが出たんでしょう。更年期について隠さず話す姿に共感した女性が多く、“勇気をもらった”“自然体でいい!”など大反響でした」(テレビ局関係者)

 更年期障害とは閉経の前後5年(45~55才くらい)で女性ホルモンが減少することにより、心身に障害がでることをいう。症状の出方や起こり始める年齢には個人差があるが、独身、既婚、出産経験に関係なく、女性なら無縁ではいられない。

 麻布十番まなみウィメンズクリニック院長の今井愛さんが説明する。

「症状は大きく分けて、身体的なものと精神的なものがあります。いちばん訴えが多いのは、ほてり、のぼせ、発汗といった『ホットフラッシュ』で、その次がイライラする『興奮』や『うつ』です。3つめは『頭痛』や『肩こり』になります」

 石田が番組で明かした「急に“暑い!”って」という症状は、ホットフラッシュの可能性が高いという。さらに石田はこんな症状にも悩まされているという。

「最近は、急にやる気が湧かなくなり、自分の力ではどうしようもない状態になることもあるそうです。また、ふと毒づいたことを言ってしまうこともあって、それが時々インスタにも出てしまう。インスタが炎上したらそれが原因でますます悩んでしまい、無力さを感じて落ち込んでしまったり…。精神的にかなり波があるようで、そのことを友人の板谷由夏さん(43才)などに相談することも。緊張から汗をかくことも増え、最近はより吸収力の高いタオル素材のハンカチを持ち歩いているそうです」(芸能関係者)

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