芸能

『下町ロケット』阿部寛 カメラ止めない撮影スタイルに共感

『下町ロケット』で熱血社長を務める阿部寛

「続編のお話をいただいたときはある意味、身が引き締まりました。大丈夫かなって(笑い)。でも、3年ぶりの社長役は演じていて楽しいですよ。皆が『社長、社長!』って言ってくれるものだから、本当に社長になったような気分です(笑い)」

 10月14日、池井戸潤原作で阿部寛主演の日曜劇場『下町ロケット』(TBS系、21時より放送)が新たなスタートを切った。

 2015年に放送された前作は平均視聴率18.6%を記録し、同年民放ドラマの視聴率トップを飾った。阿部が演じる佃航平は、宇宙科学開発機構の研究員としてロケットエンジンの開発に携わっていたが、打ち上げ失敗の責任をとる形で退職。父が残した小さな町工場「佃製作所」を継いで、度重なる困難に直面しながらも夢に向かって挑戦し続けるストーリーだ。

「前回に引き続き、様々な問題に佃と仲間たちが力を合わせて立ち向かっていく姿が描かれています。どんな状況でも挫けず苦境を乗り切っていく男たちのドラマを皆さんに見ていただきたい。彼らから勇気をもらってほしい。演じている僕も勇気をもらっています」

“ロケット品質”と呼ばれるほど高い技術力を持つ佃製作所は、ロケットエンジン用バルブシステムや人工心臓弁の開発に挑んできたが、今回は性能よりもコストを重視する取引先を相手に、最大の危機に直面する。

「今回の作品は農業の分野を舞台にモノづくりに挑む話ですが、撮影中に知った日本企業の高い技術力には圧倒されました。

 実は以前から、飛行機の窓から見る日本の田園風景の広大さ、美しさには感動を受けていまして、農業を大切に育て発展させていくのは日本人としての大きな責任だと感じていました。そのために日々努力している人たちに焦点を当てる今回の作品には、自分なりに意味があると思っています」

関連記事

トピックス

ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
《小室圭さんの赤ちゃん片手抱っこが話題》眞子さんとの第1子は“生後3か月未満”か 生育環境で身についたイクメンの極意「できるほうがやればいい」
NEWSポストセブン
山本アナ
「一石を投じたな…」参政党の“日本人ファースト”に対するTBS・山本恵里伽アナの発言はなぜ炎上したのか【フィフィ氏が指摘】
NEWSポストセブン
中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
【独占インタビュー】お嬢様学校出身、同性愛、整形400万円…過激デモに出没する中核派“謎の美女”ニノミヤさん(21)が明かす半生「若い女性を虐げる社会を変えるには政治しかない」
NEWSポストセブン
今年の夏ドラマは嵐のメンバーの主演作が揃っている
《嵐の夏がやってきた!》相葉雅紀、櫻井翔、松本潤の主演ドラマがスタート ラストスパートと言わんばかりに精力的に活動する嵐のメンバーたち、後輩との絡みも積極的に
女性セブン
白石隆浩死刑囚
《女性を家に連れ込むのが得意》座間9人殺害・白石死刑囚が明かしていた「金を奪って強引な性行為をしてから殺害」のスリル…あまりにも身勝手な主張【死刑執行】
NEWSポストセブン
思い切って日傘を導入したのは成功だった(写真提供/イメージマート)
《関東地方で梅雨明け》日傘&ハンディファンデビューする中年男性たち デパートの日傘売り場では「同い年くらいの男性も何人かいて、お互いに\\\\\\\"こいつも買うのか\\\\\\\"という雰囲気だった」
NEWSポストセブン
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン