次の舞台はすでに用意されていたといわれる。全階級最強と言われる元3団体統一王者、ゲンナギー・ゴロフキン(カザフスタン)との世紀の一戦だ。
「今年9月、40戦のキャリアで初の黒星を喫したゴロフキンですが、再起戦には世界が注目しており、村田vsゴロフキンはファイトマネー総額100億円超のビッグマッチになる可能性がありました。会場も東京ドームが候補に上がっており、テレビやCMでこれまで以上に村田の露出を増やし、夢の対戦に向けて準備を整えていた。
それがいまや、両者ともベルトがない状況です。ノンタイトル戦を東京ドームでやるわけにもいかず、そもそも村田が再びリングに上がるかどうかさえ不透明。仮に引退でもしたら、全ての計画がパーです」(同前)
“周りの方”との話し合いで、村田はどんな決断を下すのか。
※週刊ポスト2018年11月9日号