芸能

いしだ壱成、うつ病治療中を告白「石田家は仮面家族っぽい」

いしだ壱成と妻の飯村貴子(時事通信フォト)

「あぁ、そうなんですか。理汰郎くんがそんないい学校に入ったんですか。へぇ、それはよかったですね…」

 白髪が目立つ頭に手をやり、寂しそうな笑みを浮かべてこう語った、いしだ壱成(44才)。父親・石田純一(64才)と東尾理子(43才)の長男・理汰郎くん(6才)が先日、小学校受験の最難関校であるA小学校に合格した。

「石田さん夫妻は、理汰郎くんが1才の頃からA小学校の学校説明会に通い、幼稚園はお受験に強い名門校に入れました。理子さんの父親の東尾修さんも元プロ野球選手として築いたツテをたどり、財界人や学校OBらに頭を下げて回った。まさにファミリーの結束で勝ち取った合格です」(石田家の知人)

 しかし、家族ぐるみで仲がいいはずの壱成は異母兄弟の朗報に驚くほど気のない反応を見せた。

 壱成は2018年4月に24才年下の女優・飯村貴子(20才)と結婚し、9月に長女が誕生したばかりだ。現在は生活の拠点を北陸地方に置き、家賃4万円ほどのアパートに一家3人で住んで、芸能活動のほか音楽制作や飲食業などで生計を立てている慎ましい暮らしぶりだ。

 壱成は石田と最初の妻の間に生まれた。3才の時に両親が離婚してからは母との2人暮らしを続け、16才で父親と再会。その後、芸能界入りした。そして、父子の関係は改善したかに見えた。

 2001年に壱成が薬物所持で逮捕された際は、石田が父親としてメディア対応し、昨今は、壱成が、異母妹でモデルのすみれ(28才)や、義理の母にあたる理子などと一緒に、「石田ファミリー」として交流する姿がSNSにアップされることもあった。

 2017年には壱成がテレビ番組で石田について、「前までは照れくさくて何て呼んでいいかわからなかったけど、最近、オヤジって呼べるようになりました」と発言した。

 だが現実は違ったようだ。壱成は、これまで秘めていた胸の内を本誌に明かした。

──理汰郎くんについて。

「幸せそうだなって思いますよ。でも正直に言えば、ぼくは同じ頃に父の愛情を注がれなかったわけで、“いいなぁ”って羨ましい面もあります。嫉妬とは違いますが、ぼくの場合は2才の時に父と別れたので…16才の時に再会したけど、その時に父はトレンディードラマのスター俳優で、父親という実感はあまりなかった。向こうだって、今の理汰郎くんに対する接し方とはやはり違ったでしょうから」

──以前、「最近、オヤジと呼べるようになった」と発言しましたが。

「あれはリップサービスに近いものです。まだオヤジと呼べていません。今は妻とふたりで一生懸命3か月の娘を育てていて、子供への愛情を実感していますが、日々成長する娘を見ていると、失われた16年間は大きいなあと思うようになった。言い方は悪いですが、自分は父に捨てられたという感覚があるんです」

関連記事

トピックス

イベント出演辞退を連発している米倉涼子。
《長引く捜査》「ネットドラマでさえ扱いに困る」“マトリガサ入れ報道”米倉涼子はこの先どうなる? 元東京地検公安部長が指摘する「宙ぶらりんがずっと続く可能性」
マンションの周囲や敷地内にスマホを見ながら立っている女性が増えた(写真提供/イメージマート)
《高級タワマンがパパ活の現場に》元住民が嘆きの告発 周辺や敷地内に露出多めの女性が増え、スマホを片手に…居住者用ラウンジでデート、共用スペースでどんちゃん騒ぎも
NEWSポストセブン
アドヴァ・ラヴィ容疑者(Instagramより)
「性的被害を告発するとの脅しも…」アメリカ美女モデル(27)がマッチングアプリで高齢男性に“ロマンス”装い窃盗、高級住宅街で10件超の被害【LA保安局が異例の投稿】
NEWSポストセブン
デビュー25周年を迎えた後藤真希
デビュー25周年の後藤真希 「なんだか“作ったもの”に感じてしまった」とモー娘。時代の葛藤明かす きゃんちゅー、AKBとのコラボで感じた“意識の変化”も
NEWSポストセブン
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(時事通信フォト・目撃者提供)
《ラブホ通い詰め問題でも続投》キリッとした目元と蠱惑的な口元…卒アル写真で見えた小川晶市長の“平成の女子高生”時代、同級生が明かす「市長のルーツ」も
NEWSポストセブン
亡くなった辻上里菜さん(写真/里菜さんの母親提供)
《22歳シングルマザー「ゴルフクラブ殴打殺人事件」に新証言》裁判で認められた被告の「女性と別の男の2人の脅されていた」の主張に、当事者である“別の男”が反論 「彼女が殺されたことも知らなかった」と手紙に綴る
NEWSポストセブン
ものづくりの現場がやっぱり好きだと菊川怜は言う
《15年ぶりに映画出演》菊川怜インタビュー 三児の子育てを中心とした生活の中、肉体的にハードでも「これまでのイメージを覆すような役にも挑戦していきたい」と意気込み
週刊ポスト
韓国の人気女性ライバー(24)が50代男性のファンから殺害される事件が起きた(Instagramより)
「車に強引に引きずり込んで…」「遺体には多数のアザと首を絞められた痕」韓国・人気女性ライバー(24)殺害、50代男性“VIPファン”による配信30分後の凶行
NEWSポストセブン
田久保市長の”卒業勘違い発言”を覆した「記録」についての証言が得られた(右:本人SNSより)
【新証言】学歴詐称疑惑の田久保市長、大学取得単位は「卒業要件の半分以下」だった 百条委関係者も「“勘違い”できるような数字ではない」と複数証言
NEWSポストセブン
本拠地で大活躍を見せた大谷翔平と、妻の真美子さん
《真美子さんと娘が待つスイートルームに直行》大谷翔平が試合後に見せた満面の笑み、アップ中も「スタンドに笑顔で手を振って…」本拠地で見られる“家族の絆”
NEWSポストセブン
バラエティ番組「ぽかぽか」に出演した益若つばさ(写真は2013年)
「こんな顔だった?」益若つばさ(40)が“人生最大のイメチェン”でネット騒然…元夫・梅しゃんが明かしていた息子との絶妙な距離感
NEWSポストセブン
ヴィクトリア皇太子と夫のダニエル王子を招かれた天皇皇后両陛下(2025年10月14日、時事通信フォト)
「同じシルバーのお召し物が素敵」皇后雅子さま、夕食会ファッションは“クール”で洗練されたセットアップコーデ
NEWSポストセブン