「それぞれの国のオリンピック委員会と各競技団体、IOC理事会が承認すれば、その期間(3年)を短縮したり、取り消すこともできる」(広報・企画部)
そこで浮上するのが女子テニス協会創設者で、米国のみならず世界の女子テニス界のレジェンド、キング夫人(ビリー・ジーン・キング)の意向だ。
全豪オープンでもキング夫人はツイッターで『その才能、原動力、決意はあなたを遠くに連れて行くでしょう』と大坂に祝福メッセージを送っていた。
かつて米国の五輪代表監督を務めたこともあるキング夫人が「ナオミ、米国代表になろう」とでも言い出せば“例外”が発動され、本当に“遠くに連れて行く”かもしれない。
大坂のマネジメント会社は「日本代表で出る意向です」という。その言葉を信じたい。
※週刊ポスト2019年2月15・22日号