芸能

嵐、活動休止までの大忙し 各業界事情通の見立て

活動休止までの大忙しの嵐

 2020年12月31日をもって活動休止する嵐。ラストに向けて、CDやグッズ関連の盛り上がりが期待される。『ARASHI Anniversary Tour5×20』はこれからも続くが、「ベストアルバムの発売は間違いない」と語るのは、あるレコード会社関係者。

「昨年9月に引退した安室奈美恵さん(41才)のベストアルバムは、引退する10か月前の11月に発売され、売り上げ200万枚を超えましたが、嵐ならそれ以上を目指せます。『ファンが選ぶ嵐の名曲ベスト20』と銘打って発売し、デビュー当時も行った握手会の開催を予想する関係者もいます。デビューから『5×20』までの名場面をまとめたベストDVDも、早ければ2019年中に発売されるはずです。嵐はDVDの売り上げが抜群なので、空前のセールスを記録するかもしれません」

 カレンダーや写真集もオファーが殺到しているという。

「“活動休止しても、来年いっぱいはぼくらの姿を楽しんで”として2021年のカレンダーを発売する可能性もある。写真集の企画は、ラストイヤーの活動に密着した撮影や、デビュー場所のハワイでの撮影が期待されます」(芸能関係者)

「告白本」の構想もある。

「5人がそれぞれ、胸の内をじっくり述べる書籍の計画があります。活動休止を決めた心境や、デビューからこれまでの歩みについてメンバーそれぞれが振り返り、テレビやラジオでは伝えきれない思いを活字として残す内容になりそうです」(出版関係者)

 芸術家肌の大野は、アート方面にも進出しそうだ。

「これまで日本だけでなく中国でも個展を開いている大野くんだけに、活動休止後は芸術活動に本格的に取り組むはずです。ただしその前にファンのため、“卒業記念作品”として新作品を制作して、お披露目するかもしれません」(前出・芸能関係者)

 活動休止の発表で嵐の商品価値がさらに跳ね上がったのが、広告業界だ。

「義理堅い嵐はお世話になった企業との関係を重視し、新規契約を結ばないそう。契約済みの企業は、昔のCMをつなぎ合わせて“今までありがとう”というコンセプトのCMを作る可能性があります」(前出・広告代理店関係者)

 さまざまな企画があがるなか、嵐はできるだけその声に応えようとしているという。

「2年間の猶予を作ったのは、ファンに最高の恩返しをしたいから。どんなに忙しくても限界ギリギリ、完全燃焼するまで彼らは活動する意向です」(スポーツ紙記者)

「チーム嵐」は一丸となって、思い出を作っていく。

※女性セブン2019年2月21日号

関連記事

トピックス

サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(時事通信フォト)
《総スカン》違法薬物疑惑で新浪剛史サントリー元会長が辞任 これまでの言動に容赦ない声「45歳定年制とか、労働者を苦しめる発言ばかり」「生活のあらゆるとこにでしゃばりまくっていた」
NEWSポストセブン
「第42回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」に出席された佳子さま(時事通信フォト)
《ヘビロテする赤ワンピ》佳子さまファッションに「国産メーカーの売り上げに貢献しています」専門家が指摘
NEWSポストセブン
王子から被害を受けたジュフリー氏、若き日のアンドルー王子(時事通信フォト)
《エプスタイン事件の“悪魔の館”内部写真が公開》「官能的な芸術品が壁にびっしり」「一室が歯科医院に改造されていた」10代少女らが被害に遭った異様な被害現場
NEWSポストセブン
香港の魔窟・九龍城砦のリアルな実態とは…?
《香港の魔窟・九龍城砦に住んだ日本人》アヘン密売、老いた売春婦、違法賭博…無法地帯の“ヤバい実態”とは「でも医療は充実、“ブラックジャック”がいっぱいいた」
NEWSポストセブン
初の海外公務を行う予定の愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さま、インスタに投稿されたプライベート感の強い海水浴写真に注目集まる “いいね”は52万件以上 日赤での勤務をおろそかにすることなく公務に邁進
女性セブン
岐路に立たされている田久保眞紀・伊東市長(共同通信)
“田久保派”の元静岡県知事選候補者が証言する “あわや学歴詐称エピソード”「私も〈大卒〉と勝手に書かれた。それくらいアバウト」《伊東市長・学歴詐称疑惑》
NEWSポストセブン
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
「少女を島に引き入れ売春斡旋した」悪名高い“ロリータ・エクスプレス”にトランプ大統領は乗ったのか《エプスタイン事件の被害者らが「独自の顧客リスト」作成を宣言》
NEWSポストセブン
東京地裁
“史上最悪の少年犯罪”「女子高生コンクリート詰め事件」逮捕されたカズキ(仮名)が語った信じがたい凌辱行為の全容「女性は恐怖のあまり、殴られるままだった」
NEWSポストセブン
「高級老人ホーム」に入居したある70代・富裕層男性の末路とは…(写真/イメージマート)
【1500万円が戻ってこない…】「高級老人ホーム」に入居したある70代・富裕層男性の末路「経歴自慢をする人々に囲まれ、次第に疲弊して…」
NEWSポストセブン
橋幸夫さんが亡くなった(時事通信フォト)
《「御三家」橋幸夫さん逝去》最後まで愛した荒川区東尾久…体調不良に悩まされながらも参加続けていた“故郷のお祭り”
NEWSポストセブン
麻原が「空中浮揚」したとする写真(公安調査庁「内外情勢の回顧と展望」より)
《ホーリーネームは「ヤソーダラー」》オウム真理教・麻原彰晃の妻、「アレフから送金された資金を管理」と公安が認定 アレフの拠点には「麻原の写真」や教材が多数保管
NEWSポストセブン
”辞めるのやめた”宣言の裏にはある女性支援者の存在があった(共同通信)
「(市議会解散)あれは彼女のシナリオどおりです」伊東市“田久保市長派”の女性実業家が明かす田久保市長の“思惑”「市長に『いま辞めないで』と言ったのは私」
NEWSポストセブン