そんな小川アナだが、結局一般男性との結婚を選択。一部のスポーツ紙では、さっそくTBSの『NEWS23』に移るのではないかと報じられた。局アナの退社が相次ぎ、フリーキャスター戦争は激しくなる一方だが、小川アナはフリーで成功できるのか?
「小川アナが人気なのは、出しゃばったり、ウケを狙ったりすることがなく、なおかつ男性に媚びることもないからでしょう。ですから、メインというよりは『報ステ』時代と同様にサブで支える形の方が上手な起用法だと思います。タレントとしてブレイクするようなタイプではありませんが、『報ステ』で鍛えられていて、きちんとニュースが読めますので、オファーはいくらでもあるでしょう」
ただ、報道の通り『NEWS23』に小川アナが起用されると、TBS内では少々マズいことが起きそうだ石田氏は指摘する。
「2月5日に放送されたTBSのバラエティー番組『有田哲平の夢なら醒めないで』に、TBSの5人の若手女子アナが登場しましたが、トークの中で彼女たちは、他局出身のアナウンサーがTBSに起用されることに強い疑問を抱いていることを告白しました。
確かにTBSは、『あさチャン!』の夏目三久、『Nスタ』のホラン千秋、『報道特集』の膳場貴子など、他局出身のキャスターを起用することが非常に多い局です。これで小川アナが『NEWS23』に起用されるようだと、いよいよ局内の女子アナから反発の声が強くなってもおかしくありません」
小川アナを起用すればTBSにとって話題性は抜群だが、そうなると吉田、宇垣の両アナに続く人材流出の連鎖に拍車がかかる可能性もある。小川アナにとっても、強い逆風の中に飛び込む覚悟が必要となりそうだ。