高野町は「寄付が激減しているのは間違いありません。町としては続けたかったのですが、従わなければなりません」(企画公室室長)と恨めしげな様子。九度山町は複雑な思いを吐露する。
「地方創生ということで国が積極的に推進した政策に、私どもは取り残されないように始めた立場。国が手の平を返すように自治体を締め付けることには、ちょっと釈然としないものを感じます。個人的には泉佐野市さんは頑張っていると思います」(企画公室室長)
地元自治体が抱える割り切れない思いも、石田総務相は「身勝手だ」と突き放すのだろうか。
※週刊ポスト2019年3月8日号