「東京モーターショー2015」トヨタブースの美女コンパニオン

 新車販売ばかりではない。中古車市場でもハイエースは大人気だ。前出のファクトリー関係者によれば、古いモデルや走行距離の多いモデルでも高値がつき、しかも安定してすぐさばけるのだという。

「なぜハイエースが? と言われると、実は理由は明確ではないんです。信頼性や耐久性、室内の広さは最大の競合モデルである日産『キャラバン』や、消えていった多くのライバルも十分に持ち合わせていたからです。

 といって、わけもなくハイエースが他を圧倒したのかというと、そうでもない。ビジネスを手がけている自分自身、ハイエースには妙に惹かれる要素がある。いかにも強固で、かつ質実剛健を絵に描いたようなデザインのためかもしれません。

 もちろん使いやすさ、改装のしやすさなど、フリーダムを感じさせる点も魅力。キャブオーバー車のハイエースはニッチ商品ですが、そのニッチには案外たくさんのファンがいる。そういう世界でオンリーワンになったクルマは実に強く、本当に値崩れしませんね」

 実際、カスタムカーショーやキャンピングカーショーなど、趣味の世界の改造車のイベントを訪れると、ハイエースをベースにカスタマイズされたものを必ずと言っていいほど見かける。

 その世界ではまさに不動の人気モデルと言うべきだが、そんなハイエースファンに一石を投じる出来事があった。2月18日、トヨタが突如、フィリピンで海外向けの新型ハイエースを発表したのである。

 新型ハイエースは、これまでのハイエースとはガラリとイメージを変えてきた。新型ハイエースはフロントがストンと落ちた独特のワンボックスフォルムから一転、ボンネットつきのグローバル商用車へと衣替え。

 全幅は1950mmと小型トラックなみに広く、全長はノーマルボディでも5mをゆうに超え、ロングボディでは約6mに達する。現行ハイエースにも全幅1880mmの3ナンバーモデルはあるが、それと比べても格段に大きい。名前こそハイエースだが、今までのハイエースとはもはや別物になったと考えていい。

 トヨタは今のところ、新型ハイエースを投入する市場としてASEAN(東南アジア)、中東、中南米、オーストラリアを挙げており、日本はリストに入っていない。が、このモデルが登場したことで、日本向けハイエースもフルモデルチェンジされる公算がにわかに高まってきた。ハイエースファンにとっては、次のハイエースがどんなクルマになるか、大いに気になるところであろう。

 次期モデルについては具体的な情報はほとんど流れていないが、ヒントはある。

関連記事

トピックス

大谷の2026年シーズンが始まった(時事通信/Aflo)
《半袖&短パンでエグい二の腕があらわに》大谷翔平が自主トレ初日に見せたムキムキボディー、注目される“真美子さんのアリゾナ入り”…メジャーでは「家族と共にキャンプイン」も一般的
NEWSポストセブン
東京7区から立候補している自民党・丸川珠代氏(時事通信フォト)
《「手が冷たい、大丈夫?」と“ガサガサ”の手で握手し…》高市人気に乗じて “裏金夫婦”丸川珠代氏の返り咲きなるか…新年会行脚でも見えた“再選への野心” 
NEWSポストセブン
日本維新の会との交渉を急進展させた小泉進次郎陣営(時事通信フォト)
《衆院選各地でギャン泣き続出》小泉進次郎防衛大臣に「赤ちゃん抱っこ」を求める人たち 「抱っこした結果がこの光景…」「新たな展開」母親たちが小泉大臣に期待している意外な姿
NEWSポストセブン
垂秀夫・前駐中国大使が中国出身女性と“二重生活”を送っている現場をキャッチ(写真/共同通信社)
「対中強硬派」として知られる垂秀夫・前駐中国大使、秘かに中国出身女性のマンションに通う“二重生活”疑惑 母子と“もう一つの家族”を築く現場をキャッチ
週刊ポスト
福井1区で出馬する稲田朋美・元防衛相
【衆院選注目選挙区ルポ・福井1区】自民前職・稲田朋美氏に中道、国民、参政の新人が挑む構図 1月の知事選では自民に大きな亀裂 稲田氏は公明の連立離脱で「きれいな自民党」発言
週刊ポスト
吉岡里帆と渡辺えりの意外な関係とは
《小劇場から大河ドラマ女優に》吉岡里帆が大御所女優を“骨抜きにした芝居”「面識ない渡辺えりからの直接オファー」から生まれた意外な関係
NEWSポストセブン
政界サラブレッドの岸信千世氏(中央)
【衆院選注目選挙区ルポ・山口2区】自民と中道の一騎打ち 安倍元首相の甥・岸信千世氏は昭恵夫人の隣で“失態” 「安倍氏の威光と高市人気におんぶにだっこ」の選挙戦
週刊ポスト
前回総選挙では比例復活もできずに落選した橋本岳氏
【衆院選注目選挙区ルポ・岡山4区】中道前職・柚木道義氏に、橋本龍太郎元首相の次男・橋本岳氏、国民と共産の新人がぶつかる 返り咲きを目指す自民・橋本氏は“初めてのドブ板選挙”
週刊ポスト
子供の頃から羽生(右)を手本に滑っていたアメリカのイリア・マリニン(写真/アフロ)
《ミラノ・コルティナ五輪フィギュア男子》金メダル大本命“4回転の神”イリア・マリニンは「ゆづファン」 衣装やフィニッシュポーズを真似したことも 
女性セブン
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
「横たわる少女の横で四つん這いに…」アンドリュー元王子、衝撃画像が公開に…エプスタインと夫婦でズブズブで「英王室から追放しろ」 
NEWSポストセブン
皮膚科の医師だった佐藤容疑者
収賄容疑で逮捕された東大教授の接待現場 “普段は仏頂面”な医学界の権威が見せた二面性「年甲斐もない異様なはしゃぎ方」
女性セブン
「大谷ファミリー」の活動指針が徐々に明らかになりつつある
《家族でハワイに行ける成長ぶり》大谷翔平が長女をインスタに掲載する「価値観の変化」…真美子さんは「教育分野に興味」
NEWSポストセブン