新聞やテレビは高卒ルーキーの話題が多いですが、今年は大卒、社会人もすべてが即戦力ばかりです。西武に入った日体大卒の松本航(22)のMAX155キロのストレートには一軍のバッターも手こずるでしょうし、DeNAの東洋大出身・上茶谷大河(22)は変化球のコントロールが新人離れしている。上茶谷と大学で一緒だったソフトバンクの甲斐野央(22)の完成度も高い。どのピッチャーも、各球団の関係者が太鼓判を押してますよ。
野手では阪神の木浪聖也(24)ですね。同じ社会人出身でドラ1の近本光司(24)の陰に隠れている感じもありますが、守備はしっかりしている。
今年、ショート復帰した鳥谷敬(37)からレギュラーを奪い取ると思いますよ。鳥谷にとっては、しんどい闘いでしょう。でも、どんな結果になろうと、ポジション争いしていること自体に大変な充実感があるみたいで、良い表情で練習していましたよ。
※週刊ポスト2019年4月5日号