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釈由美子が語る「釈由美子を演じていた時代」と「今」

1児の母となった釈由美子

 女優がかつての自身の写真を振り返るシリーズ「あの頃のわたし」。今回はかつて「癒し系」としてグラビア界を席巻した、女優の釈由美子が登場。23歳の時の写真集『Natural』(2001年、小学館)、34歳の『I am』(2012年、学研)と長年彼女の姿を撮影してきた写真家の西田幸樹氏が、40歳になった彼女の姿を写した。「過去」の撮影秘話から、一児の母となった「現在」の人生観まで語り合った。

──(撮影を終えて)ありがとうございました。釈ちゃんに会うのは久しぶりだったけど、素敵な大人の女性になりましたね。

釈:ありがとうございます。私もまるで同窓会に来たような、ああ、こんなポーズ、昔やったな~なんて思い出しながら、懐かしい気持ちで撮られてました。

──釈ちゃんとは色々な思い出があるけど、忘れられないのがサイパンのビーチでの撮影だね。海パン姿で撮影をしていたら、編集の人から「釈さんが西田さんの乳首が嫌だそうです」って言われて。それで僕、乳首にテープ貼って撮影続行したんだよね(笑い)。あれはイジワルだったの?

釈:違いますよ! 当時、出演していた深夜番組で「遊んでいる男の人の乳首は黒いのか」みたいなレポートをしていたからか、どうにも乳首に目がいって集中できなかったんだと思います。

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