雅子妃にとって、新皇后としての最初の地方での公務は6月2日に愛知県で行なわれる全国植樹祭になる。国民体育大会、全国豊かな海づくり大会と並んで天皇、皇后が毎年出席する「三大行幸啓」の一つだ。
今上天皇と美智子皇后は例年、三大行幸啓には複数泊の日程を組み、開催県の福祉施設などを回って慰問や交流を続けてきた。
新天皇と雅子新皇后の国民への“お披露目”となる愛知の植樹祭には約1万人が招待されており、即位を祝う人々の大歓迎を受けることが予想される。
「ただ、植樹祭の行幸啓日程を6月1日から1泊2日にする案も検討されているという。従来より訪問先は減ることになるが、雅子妃が療養しながらの公務になることを考えれば、あり得る配慮でしょう」(同前)
※週刊ポスト2019年4月19日号