文化方面のご友人との交流を増やされるといわれている美智子さま(撮影/JMPA)
「4月30日に退位され、上皇上皇后になられた後に、新天皇との『二重権力』との批判を避けるため、公の場に出ることを極力控え“隠居の身”として、プライベートを中心とした穏やかな生活になりそうです。
陛下はライフワークであるハゼの研究を続けられる意欲があり、美智子さまは文化方面のご友人との交流を増やされるといわれています」(宮内庁関係者)
退位されたからといって、国民とともに歩んでこられた両陛下への国民の敬愛の念は揺るぐはずもない。お姿を拝見する機会は減っても、平成皇室を導かれてきた経験値をもって、両陛下は“新時代のよき助言者”としての存在感を持ち続けるだろう。
「高齢化が進む日本社会において、リタイア後も社会や地域に貢献する、経験豊かな高齢者のあり方の象徴にもなるでしょう。
特に美智子さまは、新時代のかじ取りを担う雅子さま、愛子さま、紀子さまら女性皇族のご相談相手になられるはずです。美智子さまご自身も、次代の皇室が抱える不安に寄り添い、できる限りサポートすることが自分に課せられた使命であると思われているそうです」(前出・宮内庁関係者)
※女性セブン2019年5月9・16日号