ライフ

ビールの仕込み、工場見学や試飲もできるワークショップ

ビールは、エールなどの上面発酵5種とピルスナーなどの下面発酵5種から選べる

 ワークショップとは、“体験型講座”のこと。ただ講座を受けるのではなく、実技などを行うのが特徴で、定期的に通う習い事とは違って、好きな時だけ参加できる自由度の高さも話題になっている。そこで今回、注目のワークショップに潜入取材を行った。

【ビールづくり体験教室】(キリンビール横浜工場/神奈川)

 酒類の醸造免許が必要なため、個人ではつくれないビールの“仕込み”ができるとあって人気の高いワークショップ。

 原則毎週土日・第一水曜に開催。9時40分から16時30分までと長丁場だが、工場見学や生ビールの試飲も楽しめ、一日中飽きさせない。ビールづくりは湯と麦芽を大鍋で熱しながら混ぜることから始まる。

「力仕事が多い」と悲鳴を上げる参加者も。一定の温度をキープしなければならないのも難しい。この麦汁をろ過して最初に取り出したものが“一番搾り麦汁”。これにホップを加え、麦汁の糖度を調整しながら冷却。酵母を投入して終了。この後発酵させ、約6週間後にビールが送られてくる。

 この日は4人で1グループ。各グループでつくるビールの種類が違うため、それぞれに醸造技術員がついてサポートしてくれる。

 ビールは、エールなどの上面発酵5種とピルスナーなどの下面発酵5種から選べる。この日は下面発酵ビール(ボック、ピルスナー、ボヘミアンピルスナー)を仕込んだ。

 苦みのもととなるホップを麦汁に投入。ビールによってホップの種類を変えている。この後ランチ、工場見学を楽しみ、午後の作業へ。

 6週間後に自分が仕込んだビールが宅配される。「別のビールもつくりたくて何回か参加しています」という人も。

■ビールづくり体験教室
住所:神奈川県横浜市鶴見区生麦1-17-1
料金:1組2名1万円 (ビール小瓶〈330ml〉×10本、配送費、昼食代含む)
※キリンDRINX(https://drinx.kirin.co.jp)で会員登録後(登録無料)、申し込み。

※女性セブン2019年5月30日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

志村けんさんが語っていた旅館への想い
《5年間空き家だった志村けんさんの豪邸が更地に》大手不動産会社に売却された土地の今後…実兄は「遺品は愛用していた帽子を持って帰っただけ」
NEWSポストセブン
寄り添って歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《木漏れ日のなかベビーカーを押す海外生活》眞子さん、苦渋の決断の背景に“寂しい思いをしている”小室圭さん母・佳代さんの親心
NEWSポストセブン
自殺教唆の疑いで逮捕された濱田淑恵被告(62)
《信者の前で性交を見せつけ…》“自称・創造主”占い師の濱田淑恵被告(63)が男性信者2人に入水自殺を教唆、共謀した信者の裁判で明かされた「異様すぎる事件の経緯」
NEWSポストセブン
米インフルエンサー兼ラッパーのリル・テイ(Xより)
金髪ベビーフェイスの米インフルエンサー(18)が“一糸まとわぬ姿”公開で3時間で約1億5000万円の収益〈9時から5時まで働く女性は敗北者〉〈リルは金持ち、お前は泣き虫〉
NEWSポストセブン
原付で日本一周に挑戦した勝村悠里さん
《横浜国立大学卒の24歳女子が原付で日本一周に挑戦》「今夜泊めてもらえませんか?」PR交渉で移動…新卒入社→わずか1年で退職して“SNS配信旅”を決意
NEWSポストセブン
「第42回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」に出席された佳子さま(時事通信フォト)
《ヘビロテする赤ワンピ》佳子さまファッションに「国産メーカーの売り上げに貢献しています」専門家が指摘
NEWSポストセブン
サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(時事通信フォト)
《総スカン》違法薬物疑惑で新浪剛史サントリー元会長が辞任 これまでの言動に容赦ない声「45歳定年制とか、労働者を苦しめる発言ばかり」「生活のあらゆるとこにでしゃばりまくっていた」
NEWSポストセブン
王子から被害を受けたジュフリー氏、若き日のアンドルー王子(時事通信フォト)
《エプスタイン事件の“悪魔の館”内部写真が公開》「官能的な芸術品が壁にびっしり」「一室が歯科医院に改造されていた」10代少女らが被害に遭った異様な被害現場
NEWSポストセブン
初の海外公務を行う予定の愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さま、インスタに投稿されたプライベート感の強い海水浴写真に注目集まる “いいね”は52万件以上 日赤での勤務をおろそかにすることなく公務に邁進
女性セブン
岐路に立たされている田久保眞紀・伊東市長(共同通信)
“田久保派”の元静岡県知事選候補者が証言する “あわや学歴詐称エピソード”「私も〈大卒〉と勝手に書かれた。それくらいアバウト」《伊東市長・学歴詐称疑惑》
NEWSポストセブン
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
「少女を島に引き入れ売春斡旋した」悪名高い“ロリータ・エクスプレス”にトランプ大統領は乗ったのか《エプスタイン事件の被害者らが「独自の顧客リスト」作成を宣言》
NEWSポストセブン
東京地裁
“史上最悪の少年犯罪”「女子高生コンクリート詰め事件」逮捕されたカズキ(仮名)が語った信じがたい凌辱行為の全容「女性は恐怖のあまり、殴られるままだった」
NEWSポストセブン