タオルの使い方で言えば、散歩などに出かけるときに首に巻いていることも少なくない。その場合には、タオルを“軽く”湿らせておくのがコツだ。
湿度の高さは体の感覚にも影響を及ぼす。
「湿度が高いと、のどの粘膜が渇きを感じにくくなるんです。たとえばプールで泳ぐときは喉が渇かないように感じる人が多いのですが、それと同じような現象で、高湿度のときは、実際には水分補給が必要な状態でもそう感じられない」(前出・田中氏)
洗濯物を部屋干しする場合も注意が必要だ。室内の湿度がさらに上昇、熱中症リスクも同時にハネ上がってしまう。
※週刊ポスト2019年6月14日号