自身の墓は、土地のみを既にエジプトに用意しているという。
「お墓はあの世とこの世を繋ぐ大切な場所。疎かにはできない。死は勝手に89歳と想定しているが、それまでに発掘調査の集大成をして墓もきちんと決めたい」
【プロフィール】よしむら・さくじ/1943年、東京都生まれ。エジプト考古学者、早稲田大学名誉教授。東日本国際大学学長・教授。1966年、アジア初のエジプト調査隊結成。最先端技術を駆使して半世紀以上も調査・研究を続け、数々の成果を挙げる。
◆撮影/渡辺達生、取材・文/スペースリーブ
◆小学館が運営する『サライ写真館』では、写真家・渡辺達生氏があなたを撮影します。詳細は公式サイトhttps://serai.jp/seraiphoto/まで。
※週刊ポスト2019年6月14日号