少しテンションが上がったところで、早速コンビニへ。初夏の陽気となったこの日、ミニストップでルー氏の目にとまったのは220円のソフトクリーム。PayPayのQRコードを画面に表示すると、スタッフがすぐにコードを読み取り、決済はすぐに完了した。
「たったこれだけで支払いが終わるなんて、小銭がいらなくて便利だね」
その後ルー氏が向かったのは、“現金お断わり”のレストラン「ギャザリング テーブル パントリー」(東京・馬喰町)だ。「ロイヤルホスト」の親会社ロイヤルホールディングスがオープンした飲食店で、支払いはクレジットカード、電子マネー、QRコードのみとなっている。
「今日は暑いからビールが飲みたくなるね~。ハンバーグも好きなんだよ」
スタッフの説明を聞きながら、ルー氏は座席にある専用タブレットから、ビールやハンバーグ、薄焼きピザなどをオーダー。食事を終えると、スマホのQRコードをタブレットに読み取らせ、キャッシュレスで支払った。
「思ったより簡単だったね。何より料理が美味しくて、トレビアン~。これからも使ってみようかな」
※週刊ポスト2019年6月14日号