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熟年夫婦が一緒にやってはいけないこと 服選び、映画など

一緒にデパートに行くのは最悪?(イラスト/藤井昌子)

 長年連れ添った夫婦でも、夫が働いているうちは一緒に過ごす時間はそれほど多くなかった。しかしリタイアした途端に夫婦だけの時間が延々と続く。それは、夫婦水入らずの幸せのはずだが、時として息苦しさを伴うこともある。

 熟年夫婦のストレスを緩和するためには、「絶妙な距離感」と「生活の工夫」が必要だ。

◆洋服の買い物は試着待ちにイライラ

 元銀行員のAさん(69)は、妻との買い物に付き合うかどうかを「行き先」で明確に分けている。

「スーパーやドラッグストアでの食料品や日用品の買い物なら、そんなに時間がかかることもないので問題ない。車を出してちょっと重い物を運んであげれば、妻の機嫌もよくなりますしね。

 問題はデパートやショッピングモールで、妻が洋服やオシャレ用品を買おうという時。いろんな店を回って、さまざま試着した挙げ句、何にも買わないこともあるじゃないですか。女性のアレって、なんなんですかね? 長時間待たされてイライラするだけだから、僕は留守番と決めています」

◆隣で映画を観るとストレスに

 昨年、夫が定年を迎えたばかりのB子さん(55)。お互い映画鑑賞が好きだが、映画館で隣り合って一緒に観ることはないという。

「映画に集中したいのに、ちょっとしたときに夫がため息をついたり、体を揺すったりするのが気になって、ついイライラして集中できなくなってしまうんです。

 むしろ、別々に観るようにしてから、夫ならどんな感想をもつかな? 私は何を言おうかな? そんなことを考えるのもワクワクします」

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