「メーガン妃への誹謗中傷があまりにも増え、それを消すのに王室スタッフ側は多くの時間を費やしたそうです。3月には、王室のSNSに一般ユーザーがコメントする際のガイドラインが発表され、警察への通報も辞さない強気な姿勢が示されました」(前出・多賀さん)
そうした状況を踏まえ、日本の皇室はどのような判断を下すのか。元宮内庁職員で、皇室ジャーナリストの山下晋司さんは次のように言う。
「“近々”ということはないでしょうが、将来的には導入される可能性はあります。ただ、その場合も公務に関することではなく、陛下なら登山や研究といった私的なご活動に関することになるでしょう。発信前に宮内庁で内容を拝見させていただく必要はあるでしょうが、天皇や皇族の人間性が感じられ、親しみは一層増すでしょう」
世界基準のSNS利用が、国民の中に入る令和皇室の「秘策」になるかもしれない。
※女性セブン2019年7月11日号