芸能

片岡愛之助&藤原紀香夫妻が「魔女」霊能師に傾倒するまで

タニマチとの会食後、マネジャーのごとく愛之助夫妻と並んで歩くAさん

 片や養子として歌舞伎界に足を踏み入れ、逆境をはねのけてスターになった。片や華やかな芸能界から、梨園の妻となり、重圧に打ち克った。歌舞伎界で注目を浴びるおしどり夫婦。そのふたりに、ピタリと寄り添う女性がいる。独特な能力を持つという彼女の存在に、周囲が気を揉み始めている。

 *
 6月上旬の夜8時半過ぎ、東京の湾岸地区。タワーマンションが並ぶウオーターエリアを、帽子を目深に被ったひとりの男性が歩いている。

 周囲を気にしながらも慣れた様子で歩を進め、あるマンションに入った。それから5時間後、男性はマンションから出てくると再び周囲を警戒。高級外車に乗り込み、真夜中の街に消えた。

 この男性は、歌舞伎俳優の片岡愛之助(47才)だ。東京・歌舞伎座の『六月大歌舞伎』に出演中のこの時期、愛之助は週に1度はこのマンションを訪れている。

 ある時はひとりで、またある時は女性と連れ立ってマンションに入る。その後、愛之助が入ったと思しき部屋の明かりが暗くなり、数時間経つと再び明かりが灯る。すっきりした表情の愛之助が出てきて、自宅とは別方向に車を走らせる――。そんなパターンが繰り返された。

 *
 愛之助は2016年3月に、女優の藤原紀香(48才)と結婚。推定2億円ともされる豪華な披露宴には錚々たるメンバーが顔をそろえ、ふたりの門出を祝福した。だが結婚生活は順風満帆とはいかなかった。

 梨園の妻になって以降、紀香はさまざまなバッシングにさらされる。

「梨園の妻は“出しゃばらずに夫を立てる”ことが何より求められますが、紀香さんは何をしても目立ってしまいます。結婚した年の秋に愛之助さんの主演作が公演初日を迎えた時、紀香さんが劇場ロビーに立つと、握手や写真撮影を求めるお客さんが紀香さんに殺到してしまい、『女優気取りで撮影会か』となじられたこともありました。あまりの逆風に『もう、どうしていいかわからなくて…』と涙ながらに心境を吐露したこともありました」(歌舞伎関係者)

 華やかな芸能界から厳格な梨園に身を移し、孤軍奮闘だった紀香だったが、逆境を乗り越えていく。

「紀香さんは本当によく頑張っていました。着物の着こなし、マナーをゼロから学び直していました。梨園の贔屓筋のおもてなしやお礼状もきれいな直筆でしっかりこなし、公演のチケットも紀香さんの差配でたくさん捌いた。紀香さん目当てのお客さんもいて、梨園からも一目置かれるように。最近は梨園の妻として評判がいい」(前出・歌舞伎関係者)

深夜2時前、警戒しながらAさんのマンションを後にする愛之助

軽装の愛之助

関連記事

トピックス

【初回放送から38年】『あぶない刑事』が劇場版で復活 主要スタッフ次々他界で“幕引き”寸前、再出発を実現させた若手スタッフの熱意
【初回放送から38年】『あぶない刑事』が劇場版で復活 主要スタッフ次々他界で“幕引き”寸前、再出発を実現させた若手スタッフの熱意
女性セブン
元工藤會幹部の伊藤明雄・受刑者の手記
【元工藤會幹部の獄中手記】「センター試験で9割」「東京外語大入学」の秀才はなぜ凶悪組織の“広報”になったのか
週刊ポスト
映画『アンダンテ~稲の旋律~』の完成披露試写会に出席した秋本(写真は2009年。Aflo)
秋本奈緒美、15才年下夫と別居も「すごく仲よくやっています」 夫は「もうわざわざ一緒に住むことはないかも」
女性セブン
日本初となる薬局で買える大正製薬の内臓脂肪減少薬「アライ」
日本上陸の内臓脂肪減少薬「アライ」 脂肪分解酵素の働きを抑制、摂取した脂肪の約25%が体内に吸収されず、代わりに体内の脂肪を消費
週刊ポスト
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
専修大サッカー部を辞任していた源平監督(アフロスポーツ)
《「障害者かと思った」と暴言か》専修大サッカー部監督がパワハラ・経理不正疑惑で辞任していた 大学は「警察に相談している」と回答
NEWSポストセブン
日本人パートナーがフランスの有名雑誌『Le Point』で悲痛な告白(写真/アフロ)
【300億円の財産はどうなるのか】アラン・ドロンのお家騒動「子供たちが日本人パートナーを告発」「子供たちは“仲間割れ”」のカオス状態 仏国民は高い関心
女性セブン
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
女性セブン
《視聴者は好意的な評価》『ちびまる子ちゃん』『サンモニ』『笑点』…長寿番組の交代はなぜスムーズに受け入れられたのか?成否の鍵を握る“色”
《視聴者は好意的な評価》『ちびまる子ちゃん』『サンモニ』『笑点』…長寿番組の交代はなぜスムーズに受け入れられたのか?成否の鍵を握る“色”
NEWSポストセブン
日本製鉄によるUSスチールの買収計画
【日本製鉄のUSスチール買収問題】バイデンもトランプも否定的だが「選挙中の発言に一喜一憂すべきではない」元経産官僚が読み解く
NEWSポストセブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン