「愛之助さんは、叔父の片岡仁左衛門の名を継ぐともいわれていましたが、愛之助の名前を守りながら一門を大きくしようと決意したようです。ただ、どこかで自身の子がほしいという思いも捨てきれていない。今年の1月に放送された密着番組で、愛之助さんの叔父が夫妻を前に“あんたら、はよ子供つくらなあかんわ”と話すシーンがあったんです。愛之助さんが“もういいですよ、この年やから”“部屋子をもらいました”と、紀香さんと共に笑ってやり過ごしたのですが、紀香さんの表情が翳ったようにみえました」(前出・歌舞伎関係者)
ふたりは子供を望んで、占い師やセラピスト、風水師に相談するようになったという。
「紀香さんはもともと風水へのこだわりをはじめ、神社の参拝やパワースポットへ行くなど、スピリチュアルな行いに感度が高い人。実際、結婚後も子宝を願って、いろいろな方法を試していましたし、水素水や宝石水など水へのこだわりも一層強くなっていきました」(紀香の知人)
一方、結婚前は無頓着だったという愛之助も、スピリチュアルな世界に傾倒していくようになる。
「愛之助さんはマッサージでカラダのメンテナンスをするのはもちろん、メンタル面でもAさんを頼るようになっていった。もともと愛之助さんは、子供の頃から霊能力に興味があったそうです。過去にはテレビ番組で『子供の頃、神様に名前を呼ばれた』『死神が見えた』『神様にわからないことを聞くと答えが返ってくる』と語っていたこともありました。そんな愛之助さんだけに、Aさんに心酔するのに時間がかからなかったのかもしれない」(前出・愛之助の知人)
◆名前は呼び捨て。タニマチとの会食にも同席する
愛之助は、6月1日に初日を迎えた六月大歌舞伎を終えたばかりだ。その初日後、築地の高級居酒屋にも愛之助と紀香、そしてAさんの姿があった。身なりのいいタニマチらしき夫婦たち10人ほどで、会食を楽しんでいたようだ。
店を後にして、何度も頭を下げる愛之助夫婦の横で、Aさんは堂々と立っていた。
「確かに、初日の食事会にもAさんは来ていました。タニマチとの会食にAさんをよぶこともあるんです。その数日後、今度はAさんと友人が舞台を見ていたんですが、その日は舞台終了後に紀香さんが合流してお茶をしていました。Aさんは知人の紹介で愛之助夫妻と知り合ったそうです」(前出・歌舞伎関係者)
スピリチュアル好きな夫婦がそろってAさんを頼ることは、決して不思議なことではない。しかし、前出の歌舞伎関係者は不安をこう口にする。