金屏風前で行った結婚発表記者会見

 しかし結婚から3年が経ち、夫婦の周囲には、再びさざ波が立ち始めているという。

「紀香さんは梨園の妻が板についてきましたし、夫婦仲もいい。でも最近、愛之助さんと距離を置く人が出てきているのです」(前出・歌舞伎関係者)

◆「私は魔女」でカラダの痛みだけでなく、心も癒す

 愛之助・紀香夫婦と、密に行動を共にする女性が最近現れた。女性セラピストのAさんだ。彼女こそ、冒頭で愛之助が出入りした湾岸マンションの「住人」である。

「彼女はマンションの最上階の一室で、完全会員制のヒーリングサロンを開いています。以前は別の場所で営業していましたが、ちょうど1年ほど前に、サロン兼自宅を湾岸エリアに移しました」(Aさんの知人)

 Aさんのブログには、「ヒーリングエネルギーが脳波に届く」や「病院で改善されない痛みをヒーリングエネルギーで緩和する」などのスピリチュアルなメッセージが並ぶ。

 Aさんは、スピリチュアル業界では知る人ぞ知る人物だという。

「ただのマッサージではありません。彼女は施術によって“オーラや魂が浄化される”と謳っていて、霊視やタロットカード占いも行います。自らを『魔女』と称することもある50代の女性で、“私はすごいパワーを持っている”と豪語している。セラピストというより、霊能師に近いのかもしれません。施術は1時間のセッションで3万円。カラダの痛みだけでなく、精神面まで癒すことができるとして、各界から注目されている。大手企業の重役などが、顧客に名を連ねているそうです」(前出・Aさんの知人)

 愛之助も、その1人というわけか。なぜ愛之助はAさんの元に足繁く通うようになったのか――。

「歌舞伎界が世代交代するなかで、市川海老蔵(41才)、松本幸四郎(46才)らと共に、次世代を担う1人と期待されているだけに気苦労も多い。精神的な重圧は相当なものですが、彼は苦労人で責任感が強いだけに、自分の悩みに周囲を巻き込みたくない。そこで頼りにしたのが、Aさんだったようです」(愛之助の知人)

 もともと愛之助は歌舞伎の家の生まれではなく、小学4年生で13代目片岡仁左衛門の部屋子として歌舞伎の世界に入り、19才で仁左衛門の息子・2代目片岡秀太郎の養子になって必死に芸を磨いた。部屋子とは、実子と同じように楽屋で行儀や芸を教えられる特別な弟子を指す。昨年3月、愛之助も片岡愛三朗を部屋子として弟子にとっている。

タニマチとの会食後の帰り道

また別のある日もAさんのマンションから…

関連記事

トピックス

11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(右/読者提供)
【足立区11人死傷】「ドーンという音で3メートル吹き飛んだ」“ブレーキ痕なき事故”の生々しい目撃談、28歳被害女性は「とても、とても親切な人だった」と同居人語る
NEWSポストセブン
愛子さま(写真/共同通信社)
《中国とASEAN諸国との関係に楔を打つ第一歩》愛子さま、初の海外公務「ラオス訪問」に秘められていた外交戦略
週刊ポスト
グラビア界の「きれいなお姉さん」として確固たる地位を固めた斉藤里奈
「グラビアに抵抗あり」でも初挑戦で「現場の熱量に驚愕」 元ミスマガ・斉藤里奈が努力でつかんだ「声のお仕事」
NEWSポストセブン
「アスレジャー」の服装でディズニーワールドを訪れた女性が物議に(時事通信フォト、TikTokより)
《米・ディズニーではトラブルに》公共の場で“タイトなレギンス”を普段使いする女性に賛否…“なぜ局部の形が丸見えな服を着るのか” 米セレブを中心にトレンド化する「アスレジャー」とは
NEWSポストセブン
日本体育大学は2026年正月2日・3日に78年連続78回目の箱根駅伝を走る(写真は2025年正月の復路ゴール。撮影/黒石あみ<小学館>)
箱根駅伝「78年連続」本戦出場を決めた日体大の“黄金期”を支えた名ランナー「大塚正美伝説」〈1〉「ちくしょう」と思った8区の区間記録は15年間破られなかった
週刊ポスト
「高市答弁」に関する大新聞の報じ方に疑問の声が噴出(時事通信フォト)
《消された「認定なら武力行使も」の文字》朝日新聞が高市首相答弁報道を“しれっと修正”疑惑 日中問題の火種になっても訂正記事を出さない姿勢に疑問噴出
週刊ポスト
地元コーヒーイベントで伊東市前市長・田久保真紀氏は何をしていたのか(時事通信フォト)
《シークレットゲストとして登場》伊東市前市長・田久保真紀氏、市長選出馬表明直後に地元コーヒーイベントで「田久保まきオリジナルブレンド」を“手売り”の思惑
週刊ポスト
ラオスへの公式訪問を終えた愛子さま(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
《愛子さまがラオスを訪問》熱心なご準備の成果が発揮された、国家主席への“とっさの回答” 自然体で飾らぬ姿は現地の人々の感動を呼んだ 
女性セブン
26日午後、香港の高層集合住宅で火災が発生した(時事通信フォト)
《日本のタワマンは大丈夫か?》香港・高層マンション大規模火災で80人超が死亡、住民からあがっていた「タバコの不始末」懸念する声【日本での発生リスクを専門家が解説】
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
NEWSポストセブン