国内

『明仁天皇物語』原作者語る上皇陛下の「魔法のようなお力」

『明仁天皇物語』の一場面

『明仁天皇物語』の一場面

 今年5月1日の皇位継承をもって、「明仁天皇」は上皇陛下となられた。戦時下で少年時代を過ごされ、戦後の混乱期に迎えた青年期、史上初となる民間出身のプリンセスとなる美智子さまとのご成婚、皇太子時代の戦後初となる皇族としての沖縄訪問、被災地訪問、そして「譲位」のお気持ち表明──。

 国民に寄り添いながら歩まれてきたその半生を追うドキュメントコミック『明仁天皇物語』が話題になっている。作画を担当するのは古屋兎丸氏、原作は『ビッグコミックオリジナル』で連載中の『昭和天皇物語』(作画・能條純一氏)で脚本協力も務める永福一成氏。監修は『昭和天皇物語』と同じく、志波秀宇氏が担当する。

 原作の永福氏は「明仁天皇の時代(昭和~平成)を独立した一つの物語として描いておきたかったという気持ちがありました」と、本作を制作するに至った動機について語る。

 ニュースなどで「天皇」という言葉が日常的に登場するものの、本当に「平成の天皇」の人物像について国民は知っているのだろうか? そんな思いが、『明仁天皇物語』という作品を生み出したのだという。永福氏はこうコメントする。

「先の譲位を巡る『お気持ち表明』のビデオメッセージには私自身、強い衝撃を受けましたし、現在の私たちと同じ時代を『象徴』として生きられた明仁天皇の物語を、せっかく機会を与えられたんですから、ぜひ描いてみたかったのです」

関連記事

トピックス

新恋人A氏と交際していることがわかった安達祐実
安達祐実、NHK敏腕プロデューサーと「ファミリー向けマンション」半同棲で描く“将来設計” 局内で広がりつつある新恋人の「呼び名」
NEWSポストセブン
第69代横綱を務めた白鵬翔氏
白鵬“電撃退職”で相撲協会に大きな変化 旭富士のデビューほか「宮城野部屋再興」が前提とみられる動きが次々と
週刊ポスト
夫から殺害されたホリー・ブラムリーさん(Lincolnshire PoliceのSNSより)
《凄惨な犯行の背景に動物虐待》「妻を殺害し200以上の肉片に切断」イギリスの“怪物”が殺人前にしていた“残虐極まりない行為”「子犬を洗濯機に入れ、子猫3匹をキッチンで溺死させ…」
NEWSポストセブン
還暦を迎えられた秋篠宮さま(時事通信フォト)
《車の中でモクモクと…》秋篠宮さまの“ルール違反”疑う声に宮内庁が回答 紀子さまが心配した「夫のタバコ事情」
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKIが結婚を発表した(左・Instagramより)
《株や資産形成の勉強も…》趣里の夫・三山凌輝が直近で見せていたビジネスへの強い関心【あんかけパスタ専門店をオープン】
NEWSポストセブン
“ミヤコレ”の愛称で親しまれる都プロにスキャンダル報道(gettyimages)
30歳差コーチとの禁断愛の都玲華は「トリプルボギー不倫」に学んだのか いち早く謝罪と関係解消を発表も「キャディよりもコーチ変更のほうが影響は大きい」と心配の声
週刊ポスト
小芝風花
「頑張ってくれるだけで」小芝風花、上海でラーメン店営む父が送った“直球エール”最終回まで『べらぼう』見届けた親心
NEWSポストセブン
安青錦(時事通信フォト)
最速大関・安青錦は横綱・大の里を超えられるのか 対戦成績は0勝3敗で「体重差」は大きいものの「実力差は縮まっている」との指摘も
週刊ポスト
熱愛が報じられた長谷川京子
《磨きがかかる胸元》長谷川京子(47)、熱愛報道の“イケメン紳士”は「7歳下の慶應ボーイ」でアパレル会社を経営 タクシー内キスのカレとは破局か
NEWSポストセブン
三笠宮妃百合子さまの墓を参拝された天皇皇后両陛下(2025年12月17日、撮影/JMPA)
《すっごいステキの声も》皇后雅子さま、哀悼のお気持ちがうかがえるお墓参りコーデ 漆黒の宝石「ジェット」でシックに
NEWSポストセブン
熱愛が報じられた新木優子と元Hey!Say!JUMPメンバーの中島裕翔
《20歳年上女優との交際中に…》中島裕翔、新木優子との共演直後に“肉食7連泊愛”の過去 その後に変化していた恋愛観
NEWSポストセブン
記者会見に臨んだ国分太一(時事通信フォト)
《長期間のビジネスホテル生活》国分太一の“孤独な戦い”を支えていた「妻との通話」「コンビニ徒歩30秒」
NEWSポストセブン