自然災害が多かった平成の時代。明仁天皇と美智子さまは被災地への慰問に多くの時間を費やされた。
「被災地の避難所で膝を折り被災者を励ますお二人の姿に、保守層の一部は眉をひそめたようですが、多くの国民は感動を持って受け止めました。避難所の体育館にお二人が現れると場内がワッと沸き立つような雰囲気に包まれるのをテレビで見て、まるで魔法のようだと思ったものです。数千人をいっぺんに癒すことができる。もう最強最高のヒーラーですよね」(永福氏)
「天皇」や「皇室」という存在を身近に感じさせた明仁天皇と美智子さま。『明仁天皇物語』では、そんなお姿が描かれるのはもちろん、知られざるお人柄も描かれている。
「最近は、美智子さまと共に被災地を慰問なさっている時の柔和な笑顔が印象深いですが、私は陛下のあの笑顔の下にある頑固さというか、意外と“ケンカっ早い”一面が好きです」(永福氏)
ニュースだけではわからない上皇・上皇后両陛下の“魅力”を伝える同作。令和の時代の始まりに、日本人の心を強く動かす作品となるだろう。
※『明仁天皇物語』の原作者・永福一成氏と作画・古屋兎丸氏による制作裏話トークイベントが開催されます。抽選でサイン入り色紙プレゼントがあるほか、サイン入りコミックスも先着20名に販売。
日時:2019年10月15日(火)18:00会場、19:00開演
会場:「ロフトプラスワン」東京都新宿区歌舞伎町1-14-7 林ビルB2
チケット:前売1800円、当日2300円
詳細・チケット購入は https://www.loft-prj.co.jp/schedule/plusone/126733