国内

『明仁天皇物語』原作者語る上皇陛下の「魔法のようなお力」

『明仁天皇物語』の一場面

『明仁天皇物語』の一場面

 今年5月1日の皇位継承をもって、「明仁天皇」は上皇陛下となられた。戦時下で少年時代を過ごされ、戦後の混乱期に迎えた青年期、史上初となる民間出身のプリンセスとなる美智子さまとのご成婚、皇太子時代の戦後初となる皇族としての沖縄訪問、被災地訪問、そして「譲位」のお気持ち表明──。

 国民に寄り添いながら歩まれてきたその半生を追うドキュメントコミック『明仁天皇物語』が話題になっている。作画を担当するのは古屋兎丸氏、原作は『ビッグコミックオリジナル』で連載中の『昭和天皇物語』(作画・能條純一氏)で脚本協力も務める永福一成氏。監修は『昭和天皇物語』と同じく、志波秀宇氏が担当する。

 原作の永福氏は「明仁天皇の時代(昭和~平成)を独立した一つの物語として描いておきたかったという気持ちがありました」と、本作を制作するに至った動機について語る。

 ニュースなどで「天皇」という言葉が日常的に登場するものの、本当に「平成の天皇」の人物像について国民は知っているのだろうか? そんな思いが、『明仁天皇物語』という作品を生み出したのだという。永福氏はこうコメントする。

「先の譲位を巡る『お気持ち表明』のビデオメッセージには私自身、強い衝撃を受けましたし、現在の私たちと同じ時代を『象徴』として生きられた明仁天皇の物語を、せっかく機会を与えられたんですから、ぜひ描いてみたかったのです」

関連記事

トピックス

熱愛が報じられた長谷川京子
《磨きがかかる胸元》長谷川京子(47)、熱愛報道の“イケメン紳士”は「7歳下の慶應ボーイ」でアパレル会社を経営 タクシー内キスのカレとは破局か
NEWSポストセブン
水原一平受刑者の一連の賭博スキャンダルがアメリカでドラマ化(gettyimages /共同通信社)
《大谷翔平に新たな悩みのタネ》水原一平受刑者を題材とした米ドラマ、法的な問題はないのか 弁護士が解説する“日米の違い”
NEWSポストセブン
広末涼子(時事通信フォト)
《時速180キロで暴走…》広末涼子の“2026年版カレンダー”は実現するのか “気が引けて”一度は制作を断念 最近はグループチャットに頻繁に“降臨”も
NEWSポストセブン
三笠宮妃百合子さまの墓を参拝された天皇皇后両陛下(2025年12月17日、撮影/JMPA)
《すっごいステキの声も》皇后雅子さま、哀悼のお気持ちがうかがえるお墓参りコーデ 漆黒の宝石「ジェット」でシックに
NEWSポストセブン
前橋市長選挙への立候補を表明する小川晶前市長(時事通信フォト)
〈支援者からのアツい期待に応えるために…〉“ラブホ通い詰め”小川晶氏の前橋市長返り咲きへの“ストーリーづくり”、小川氏が直撃に見せた“印象的な一瞬の表情”
NEWSポストセブン
熱愛が報じられた新木優子と元Hey!Say!JUMPメンバーの中島裕翔
《20歳年上女優との交際中に…》中島裕翔、新木優子との共演直後に“肉食7連泊愛”の過去 その後に変化していた恋愛観
NEWSポストセブン
金を稼ぎたい、モテたい、強くなりたい…“関節技の鬼” 藤原組長が語る「個性を磨いた新日本道場の凄み」《長州力が不器用さを個性に変えられたワケ》
金を稼ぎたい、モテたい、強くなりたい…“関節技の鬼” 藤原組長が語る「個性を磨いた新日本道場の凄み」《長州力が不器用さを個性に変えられたワケ》
NEWSポストセブン
記者会見に臨んだ国分太一(時事通信フォト)
《長期間のビジネスホテル生活》国分太一の“孤独な戦い”を支えていた「妻との通話」「コンビニ徒歩30秒」
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(EPA=時事)
《“勝者と寝る”過激ゲームか》カメラ数台、USBメモリ、ジェルも押収…金髪美女インフルエンサー(26)が“性的コンテンツ制作”で逮捕されなかった背景【バリ島から国外追放】
NEWSポストセブン
「鴨猟」と「鴨場接待」に臨まれた天皇皇后両陛下の長女・愛子さま
(2025年12月17日、撮影/JMPA)
《ハプニングに「愛子さまも鴨も可愛い」》愛子さま、親しみのあるチェックとダークブラウンのセットアップで各国大使らをもてなす
NEWSポストセブン
SKY-HIが文書で寄せた回答とは(BMSGの公式HPより)
〈SKY-HIこと日高光啓氏の回答全文〉「猛省しております」未成年女性アイドル(17)を深夜に自宅呼び出し、自身のバースデーライブ前夜にも24時過ぎに来宅促すメッセージ
週刊ポスト
今年2月に直腸がんが見つかり10ヶ月に及ぶ闘病生活を語ったラモス瑠偉氏
《直腸がんステージ3を初告白》ラモス瑠偉が明かす体重20キロ減の壮絶闘病10カ月 “7時間30分”命懸けの大手術…昨年末に起きていた体の異変
NEWSポストセブン