芸能

年100冊超読む芦田愛菜、最近ハマった本は『騎士団長殺し』

本の魅力について語る芦田愛菜

 年間100冊以上の本を読むほど読書家の芦田愛菜(15)。中学生として、そして女優として忙しい日々を送る中でも、本は欠かせないものだという。そんな芦田が、今まであまり本を手に取ってこなかった人にも、本を好きになってもらえるきっかけになったら…という思いから、初の書籍『まなの本棚』でお気に入りの本約100冊を紹介している。今回、自らの読書体験から書籍の裏話まで、いろいろお話ししてくれた。

――まずは、書籍『まなの本棚』ができ上がった心境は?

芦田:自分の本に対する思い、本が好きだという思いを1つの形にしていただいてすごくうれしいです。今まで私が読んできた本の中で、好きな本や思い出が強い本をまとめています。本に対する思いがたくさん詰まった1冊になりました。

――書籍では、どんな本を紹介されていますか?

芦田:この本を作るにあたって、読み返した本が何冊かあるんです。『おしいれのぼうけん』という絵本は、ちょっと怖いなと思うキャラクターがいたんですけど、今読み返してみたら、友情を描いたいい話だったんだ…と印象が変わりました。友達と本を貸し借りして感想を言い合った思い出の本なども紹介しています。この書籍を読んでくださったことで、本って面白そうだなとか、本を読んでみようかなとか、少しでも本に興味を持ってもらえたらうれしいです。

--書籍の中では、京都大学ips細胞研究室所長・教授の山中伸弥さん、作家の辻村深月さんとの対談企画も。いかがでしたか?

芦田:夢がかなった感じで、幸せでした! 山中先生の研究所がある京都に行かせていただいて、館内を見学しました。「科学はどこまで進歩していいと思いますか?」という質問などをさせていただいて、すごく興味深いお話をいろいろうかがえました。辻村さんは、私にとっては神様みたいな存在! 会ってはいけないような気がしていたので、いまだに夢じゃないかな…と思っているくらいです。うれしすぎて、対談中も終始、ニヤけていたと思います(笑い)。

関連キーワード

関連記事

トピックス

全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
相撲協会の公式カレンダー
《大相撲「番付崩壊時代のカレンダー」はつらいよ》2025年は1月に引退の照ノ富士が4月まで連続登場の“困った事態”に 来年は大の里・豊昇龍の2横綱体制で安泰か 表紙や売り場の置き位置にも変化が
NEWSポストセブン
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト