――年間、100冊近く読書をしているそうですが、普段はどんな時に本を読んでいますか?
芦田:少しの時間でも本を読みたいタイプなんです。朝、学校に行く前に、いつもより早く支度ができて5分あるな…という時にも本を読みます。本は自分で自由に想像できるのが魅力だと思っているので、マンガはあまり読まなくて、小説を手に取ることが多いですね。両親が小さい時から本を身近に置いてくれていたので、物心がついた時から、本を読むのが当たり前だったんです。小さい時は、毎晩、本を読んでと両親にお願いしていたらしいです。その頃は、“図書館に住みたい”と思っていたくらい図書館が好きでした(笑い)。
――本屋さんにもよく行きますか?
芦田:はい。紙のにおいや印刷のにおいが大好きなので、本屋さんに入っただけで興奮してしまいます(笑い)。お買い物に行く時には、本屋さんがルートに入っているような感じですね。図書館にも行きますが、図書館の本はいろいろな人がめくって紙が波打っていたり、たくさんの人の歴史を感じられるところが好きです。
――今まで読んできた小説で、印象深いキャラクターといえば?
芦田:『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラです。自分をしっかり持っている人に憧れているので、彼女はカッコいいなと思いました。
――トラウマになったような本や、悲しい時に読む本はありますか?