トランプ大統領の来日歓迎行事での天皇皇后両陛下とメラニア夫人(撮影/横田紋子)

「好調が続いているため忘れられてしまいがちですが、雅子さまは今も適応障害を患い、療養中の身です。そんな状況で皇后という大役を引き継がれただけでなく、美智子さまという偉大な存在の後継者となったわけですから、そのプレッシャーは計り知れません」(皇室記者)

 そうした状況下でも、雅子さまは十二分にその務めを果たされてきた。御代がわりに伴う一連の儀式はもちろんのこと、5月にはトランプ米大統領夫妻を接遇され、続く6月にはマクロン仏大統領夫妻、7月にはトルコのエルドアン大統領夫妻と会見されるなど、数多くの国際親善をこなされてきた。6月には愛知県で開催された「全国植樹祭」へ臨席されるなど、まさに八面六臂の活躍といえる。

「雅子さまは元外交官のキャリアウーマンということもあり外国語に堪能で、英語はもちろんフランス語も通訳が必要ないほどの語学力をお持ちです。また、各国の国際情勢や文化背景などを充分に理解されていて、その能力をいかんなく発揮されておられます。

 しかし一方では、そうした周囲からの高い期待値の中で公務に臨むのは、重圧に違いありません。相当に気を張った日々が続いています」(前出・宮内庁関係者)

◆ふとお疲れを感じさせる表情が浮かぶ

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